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『北の玄武が逃げ出した』あらすじ 週刊少年マガジン原作大賞


千年の都、京都にかつてない威力で邪気が流れ込んだ。事の発端は、太古の昔から京都の北の守護神とされてきた霊獣、玄武の逃亡だ。守り神が不在となった影響で北の方角から魔物コロモダコが入り込んだのである。この魔物は人間の自尊心を吸い尽くし京都の街を荒らしていた。ちょうどその頃、日本に1匹のスパイ、ハムタコスキーが潜入していた。彼はアンビエント連邦が派遣した国家のスパイ動物だ。ひょんなことから京都への亡命を決意し、大徳寺で茶道の修行をしていると和尚様から守護神 玄武の代理を任されてしまう。茶の心からヒントを得て魔物に立ち向かうハムタコスキー。果たしてよそ者ハムに京都の街を救うことはできるのか。


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