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4月 10日 日記


今日は、全く実感がないが、21歳の誕生日だった。

昨年もお誕生日を一緒に過ごしてくれている下宿のお友達と、スイーツビュッフェに行きたいね!となり、京都のホテルで贅沢に苺のスイーツビュッフェを堪能した。

しかし、恋に悩む友達の話が衝撃的すぎて、あまり食べまくることに集中できなかった。それは、頻繁に遊んでいた男友達が、編入して国公立の大学に行くことを何故かずっと黙っており、それを“俺別の大学に行きます”みたいなことを昨晩インスタのストーリー知ったらしい。

その子からすると頻繁に遊べる仲のいい男友達だと思っていたのに、いなくなると知ってから、すごく悲しくなり、“いなくなるってなんで教えてくれなかったのか、その子は実家に最近まで帰省していたのだが、知ってたらもっと遊べたのに、、”とないう複雑な感情になった。もしかしたら、私はその男の子のことが好きかも“と急に気が付いたらしい。私は、こんな恋愛ドラマや映画でしかありえなさそうな話世の中にあるのか!?、しかもなんと切ない、、、”と感じた。

そして、明日その男の子が“最後に会わない?”と言ってきているらしい。
自分が逆の立場だったら、“思いを人に伝えないと後悔するし、このタイミングを逃したら他に自分の思いを伝えるタイミングないから、ちゃんと伝えるべき!” と私は言った。しかし、その子は、自分の気持ちを伝える勇気が出ないらしい。
その男の子が、新たに行く場所は今住んでいる場所から3時間くらいの距離で6時間とかかからなければ、週末にも会いに行きやすく、私は“遠距離でも成立するのでは?”と感じた。


しかしながら、人は“こういうタイプの恋愛がしたい”という理想のイメージを持っているものだと思う。その子的には、“週に3回くらい自分の家で夜ご飯を食べる”みたいな、比較的相手が近くにいる恋愛がしたいらしい。だから、“自分は絶対遠距離向いていない、、、”と言う。

そして、気持ちを伝えられるかは分からないが、その男の子に渡すお菓子をデパートで選ぶ。話を聞くたびに、こっちまで切ない気持ちになってくる。

その後、カラオケに行くと、恋愛ソングばっかり歌う。“男の子に手紙を書きたい!レターセット買うのに付き合って”と言うので、レターセットを買いに行く。その女の子はだいぶチキンなので、“なぜもっと早く他の土地に行ってくれなかったのか”と言うことは手紙に書くが、自分の気持ちは書かないらしい。口で言う勇気がないからこそ、手紙という手段を使うんだって思ったのに、私からするとその感覚がよく分からないと感じる。

“明日頑張って、自分の気持ち伝えるんだよ!”って言って、お別れする。

本当に、“人間っていつ何が起こるかわからないし、”自分の身の回りにいた人が急にどこかに行って、いつでも会えない距離になるということもあるんだなぁ”と感じた。
だから、私も今自分の身の回りにいる人と遊べる距離にいるうちに遊んでおこう、身の回りにいる人を大事にしなきゃと決心した。

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