見出し画像

イヤイヤ期の特効薬 『子どもをエンターテインする声かけ』 を試してみた

こんにちは、2歳の息子が絶賛イヤイヤ期の真っ只中のはまよこ夫婦です。

子育てをする中で、程度は異なれど、避けて通れないのがイヤイヤ期。

イヤイヤ期とは、自己主張が強くなって自分の気持ちを押し通そうと、「イヤ」を繰り返すことが多くなる1歳後半から3歳ごろまでの時期を指します。この時期の子どもは親の言うことに対しても「イヤ」と返事をするため、第一次反抗期、魔の2歳児と呼ばれることもあります。

太陽生命サイト

イヤイヤ期は子どももイヤイヤですが、親も大変で、もう毎日がイヤイヤになりがちです。

なので、できるだけ楽しく、この期間を乗り越えるためのヒントになれば!という思いでこの記事を書いています。


我が家の息子のイヤイヤ期の状況

まずは我が家の息子のイヤイヤ期の状況を見てみましょう。

息子は現在2歳で、2歳になる直前からイヤイヤ期の兆候が見られました。

具体的にはこんなイヤイヤがあります。

お風呂に入るのがイヤ。
着替えるのがイヤ。
着替えを選ぶのがイヤ。
歯磨きがイヤ。
寝るのがイヤ。
出かけるのがイヤ。
ご飯はバナナじゃなきゃイヤ。
味噌汁は豆腐しかイヤ。
今日はお父さんがイヤ。
今日はお母さんがイヤ。
靴下を右から履くのはイヤで、靴じゃなくてサンダルじゃなきゃイヤ。

ざっと思いつくものからあげてみましたが、これはほんの一例であり、本当にいろいろな角度でいろいろなものがイヤみたいです。

イヤイヤ期へのアプローチ:子どもをエンターテインする声かけとは?

さて、息子のイヤイヤ期にほとほと困っていた私たち夫婦ですが、てぃ先生の著書をきっかけに、

子どもをエンターテインしながら(楽しませながら)声かけをすれば、どんな状況でも、子どもを誘導してうまく行動してもらえるのではないか

と考えました。

具体的には、

イヤイヤ期の子どもに「行動してほしいこと」に対して、遊び心を持って接する・声かけする

だけです。

実際の例を挙げると分かりやすいと思うので、私たちの家で実践した例を見ていきましょう。

我が家の実践例①:おでかけイヤなときは「玄関までハイハイ競争」

実践の1つ目は、お出かけがイヤなときの対処法です。

私たちの息子は一時期、保育園に行くのを嫌がり、保育園に行く時間になると必ず玄関に行きたくないとリビングに立てこもるようになりました。

いつもは何回も説得して、最終的には無理矢理連れて行き、罪悪感の残る朝になることもしばしばありました。

しかしある日、てぃ先生の著書を思い出し「子どもをエンターテインした声かけをしてみるか」と思い立ち、遊び心を取り入れて声をかけてみました。

父「お父さんより息子さんの方が足が速いかな?玄関までハイハイで競争しようか」(と言いながらハイハイで玄関に向かうフリをする)

息子「・・・(目を輝かせながら)・・・うん!(ハイハイ開始)」
玄関までハイハイで競争」。この一言が、よほど息子さんの心にぶっ刺さったのか、目を輝かせ、一瞬で玄関にハイハイしてむかってくれました。

ハイハイをしてテンションが上がったのか、その後も彼は靴をイヤがることなく履き、意気揚々と保育園に向かいました。

なんだそれだけの事かと思いますが、私たちにとって、イヤイヤしてた息子さんがこんなに素直に言うことを聞くのは衝撃で、「子どもをエンターテインする声かけ」は、ほんとに有効なのでは!?と思うきっかけでした。

我が家の実践例②:着替えイヤなときは「実況中継or歌を歌いながらお着替え」

次に、着替えがイヤなときに、子どもをエンターテインする声かけでうまくいった例をお話しします。

息子さんは気分屋なので、着替えをすんなりしてくれる日もあれば、着替えること自体に超抵抗を示すこともあります。

なんとかこの状況を打破したいと思い、最初は「着替えの実況中継」を試してみました。

父「では、息子さん、これから洋服を選びに行きます。まずは晴れているのでTシャツを選びましょう。次に今日は公園に行く予定があるので、半ズボンではなく長ズボンにしましょう。さぁ、パンツはどれを選ぶのか、靴下はどれを選ぶのか」

と声をかけました。

すると、息子はだんだんとノリノリになり、
息子「これにするかぁ!(大好きな消防車のシャツ)」
息子「あとこれとぉ!(フルーツ柄のタンクトップ)」
息子「これっ!(シマシマのズボン)」

と、あっという間に今日着る服をチョイスできたのです。

そのままの勢いで着替えを進め、ズボン、短パン、上着を脱いで裸ん坊になり着替えてくれました。

何度か実況中継で着替えを成功した頃、息子さんはだんだんと実況中継も飽きてきた様子です。

なので次は、「カラオケお着替え」を試してみました。

私たちが好きなJ-Popの曲を歌いながら、リズムに合わせてノリノリでお着替えする、ただそれだけです。

息子さんは急に始まった音楽にノリノリになり、B'zの「ultra soul」を歌いながら、「ウルトラソウル!ハイっ!」とオムツを脱がすと爆笑して着替えてくれました。

息子さんはそんな歌知らないはずなのに爆笑していて、親も爆笑してしまいました。

ただ「着替えてよ!急いで」といって無理やり着替えさせていたときは、なんやかんや抵抗にあい、なかなかの時間がかかっていました。

「着替えの実況中継」も「カラオケお着替え」もコストは0円で、声かけの仕方を少し変えただけで、結果的にはやく着替えることができました。

なんとなく「子どもをエンターテインする声かけ」すごいのでは?と思ってきましたか?

我が家の実践例③:片付けイヤなときは「片付け選手権開催」

最後に、片付けがイヤなときにどのように声をかけたかを紹介します。

息子さんは遊びに夢中になると中断することが嫌で、なかなか片付けをしてくれません。

ある日、レゴの仲間であるデュプロで駐車場を作り、トミカを並べていました。(話変わりますが、デュプロは1~3歳くらいに超おすすめです、また別で記事書きます)

デュプロで遊ぶ息子さん


食事の時間になったので、おもちゃを片付けてもらいたいと頼んでも、彼はまだ遊びたいと聞いてくれませんでした。

そこで、私たちは片付け選手権を開催することにしました。

「パチパチパチパチ!」
「これから片付け選手権を開催します! エントリーナンバー1番、息子さん! エントリーナンバー2番、父さん! エントリーナンバー3番、ママ! 位置について、よーい、ドン!」

もう結果は言わずもがな・・ですよね?

息子さんと一緒に片付けを競いながらやると、本当に驚くほど素早く片付けが進んでいきました。

その他の実践例

今回紹介したのはほんの一例です。

他にもウサギ跳びでジャンプしながらお風呂に向かったり、食べ終わった食器をきれいに持って洗い場に運ぶかを競ったり、玄関のクツを綺麗に並べる競争をしたり、

子どもに手伝ってほしいことややってほしいことがある時は、どんな状況においても、「子どもをエンターテインした声かけをする」という考え方が有効です。

結論:子育てに必要なのは「親の心の余裕と遊び心」

私たちは、今もまだイヤイヤ期に悩まされることもありますが、「子どもをエンターテインした声かけをする」という方法を知ってからは、親も楽しみながら子どもに向き合うことができました。

ただし、遊び心は親の心の余裕がないと生まれません。

親が十分に休息し、栄養を摂り、リフレッシュすることで子供と向き合う時に遊び心が芽生えると思います。

なので、まずは自分自身の心身の健康を優先し、心の余裕を持ってから子どもにエンタメを提供してあげたいな〜と思う今日この頃です。

もし似たような例でうまくいったよという体験談があれば、ぜひ教えてください。私たちも皆さんの知恵を借りて、よりエンタメに満ちた子育てを実践したいと思っています。

▼てぃ先生の著書は実践してなんぼです

最後までお読みいただき、ありがとうございました。素敵な1日をお過ごしください。

この記事が参加している募集

子どもの成長記録

サポートありがとうございます。 ご支援いただいたお気持ちは息子さんと娘さんの絵本の購入費用に充てたいと思います!