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プログラミング不要のノーコード(NoCode)について徹底解説!

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ノーコード(NoCode)とは?

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プログラミング言語の知識がなくても、Webサイトやアプリの作成ができるノーコード(NoCode)ツールが注目されています。
ノーコードは直感的な操作でさまざまなサービスを短期間で作成できるのが強みです。
できることが限られる一面もありますが、誰でもエンジニアになれる時代が来そうです!

なぜ今、ノーコードが注目されてるの?

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近年日本ではIT人材が不足しており、2020年時点では約35万人のIT人材が不足していると言われています。
企業では「社内用のアプリを内製したい」「新規にWebサイトを立ち上げたい」などの需要があってもエンジニアの不足で開発に対応しきれない、などの問題があります。
また、個人で新たなサービスを作って起業したいなど、アイデアはあってもプログラミングの知識がなく自分ではアプリを作る事ができない人もいます。
そんな問題を解決するのがプログラミングが不要の「ノーコードツール」です。文章の入力やテンプレートから選択するだけで直感的にアプリ・サービスを作成できます。
Google(Appsheet)、Amazon(Honeycode)、Apple(Claris)、Microsoft(Power Apps)など、大手もぞくぞく参入しており大変注目が集まっています。
そんなノーコードのメリット・デメリットとは何でしょうか?

ノーコードのメリット

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①アプリ開発にかかる時間が短縮できる
通常のプログラミングではシステム・サービスを開発するのに数ヶ月かかるのはザラです。ノーコードツールなら数日〜数週間でサービスが公開できます。
通常はデバッグ・修正作業も膨大な時間がかかりますが、ノーコードならバグの問題は発生しません。

②開発コストを大きく抑えられる
ノーコードツールを使えばプログラマーにかかる人件費などが抑えられるため低コストでサービスが開発できます。
社内で使用するシステムを自社で開発できれば業務の効率向上が期待出来ます。

③プログラミング言語の知識が不要
ノーコードツールの使い方は覚える必要がありますが、基本的にはプログラミングの知識は不要です。

④プロトタイピングツールとして強み
ノーコードツールを使えば短期間でサービスを開発できるので、社内やテストユーザなど限られた対象に共有して改善を繰り返すプロトタイプツールとして最適です。

ノーコードのデメリット

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①大規模な開発に向いていない(複雑な実装をするには限界がある)
ノーコードは規模の大きな基幹システムなどの開発には向いていません。
またツールの機能内でシステムを構築するために、細かいカスタマイズは難しいです。かゆい所に手が届くようなきめ細かい機能や動作の構築はできないと思った方が良いでしょう。

②ツールごとにできることが違う
まずシステムを開発するにあたって、最適なノーコードツールはどれなのか選定が必要です。システムを作り始めてから必要な機能がなかった、といった事態に陥らないためにも、ノーコードツールの特徴をよく掴んでから開発に着手する必要があります。

③プラットフォームのサービスが突然終了するかもしれない
ノーコードツールに依存しているため、ツールのサービスが終了した時に 開発したサービスが共倒れになってしまうリスクがあります。

④個人情報の保護に懸念
個人情報を使用したサービスを開発した際に、ノーコードツール内で個人情報がどう扱われているのか不透明な部分があります。

ツール

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それではノーコードツールをいくつかご紹介します。

1.Glide

『Glide』はGoogleスプレッドシートをデータベースと連携した(PWA -Progressive web apps- スマホネイティブアプリとWebアプリの中間に位置するアプリ)の開発が得意です。
あらかじめテンプレートが用意されているので簡単にアプリが作成可能です。

2.Bubble
『Bubble』はノーコード開発ツールの中ではよく知られており、豊富なカスタマイズ性と分かりやすい開発手順が特徴となっています。
Webアプリのフロントエンドからバックエンドまで柔軟に開発できます。
Bubbleでは累計20万超のアプリが作成されたそうです。

3.Adalo
『Adalo』は「スライドを作成するのと同じくらい簡単にアプリを作成できる」との謳い文句通り、使いやすさを重視していて直感的に操作ができます。ネイティブアプリだけでなく、デスクトップ用の Web アプリも作れるのが特徴です。

4.Honeycode
Amazon Web Services(AWS)が2020年に発表したのが『Amazon Honeycode』。
こちらのサービスも直感的な操作で顧客関係管理(CRM)や To-doリスト、在庫追跡、イベントスケジューリングなどのアプリを構築できます。
また、AWSのデータベースとの連携機能を持つことなどが大きなメリットです。

まとめ

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今話題のノーコード、いかがだったでしょうか?
デメリットもありますが、サービス開発の検証に使用したり、短期間でWEBサービスを立ち上げたりとノーコードの利点を活かしつつ活用したいですね!


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