ひきつづきことばのあや
おもしろいと思ったことば:
右肩を(地面の方へ)”近付ける”
スイングの中で振り下ろしに行くと同時に右肩が下がってしまうのは多分ご法度だと思う。そこで”近付ける”と言ってみる。
引用動画の方はもう相当の手練れのようで、あっさり効果が表れているように見えるけれども、この動画の指導プロの説明通りにイメージするとやっぱり右肩って落ちてしまう人の方が多いのではないだろうか。
ただ”落とす”のではなくて(地面方向へ)”近付ける”だからさ。
素直に(?)右肩は落とすのではなくあくまでも”近付ける”イメージを持つ、というように”落とさない”方向で注意することも可能なのかな?と思った。
もう一つ面白いと思った表現:
ありゃ?
動画紹介しようと思ったらなくなってた。。。
田中秀道プロのビッグステップゴルフなる番組にまだブレーク前の渋野日向子プロがゲスト出演していた時のものだったんだけど。
田中プロが渋野プロにドライバーのレッスンをしていた場面で使われていた表現に、「(右サイドあるいはクラブヘッドが)追い越していく」というものがあった。
「ヘッドを走らせる」でもなく、「右腕あるいは右手首を返す」でもなく、「追い越す」。
何が面白いといってこれはあくまでも私が試してみての感覚でしかないんだけれども、手や腕やその他の体の部分を操作しようとするのではなく、ただ「追い越していく」と念じるだけで、悪癖の異様に早くかつ力んだ左腕の感覚とか、おそらくその結果としてとんでもなく右へと飛び出す球がすっと姿を消すのだ。何度やっても。しかも念じ忘れるとヘンテコな球が出る確率が途端に上がる。素振りでも明らかにアウトサイドインになってしまう。念じるとストレートあるいは許容範囲だなと思えるぐらいのアウトサイドインに治まる。
体のどこかのパーツとの関連性が全く感じられていないため、無意識の世界というか、根拠がなくてあたかも目を瞑ってスイングしているのとあまり変わらない感覚なのが残念なのだけれど。ということで体のパーツに意識をもっていっていると念じ忘れるし、行き当たりばったりの域を出ていない。
実践で即試すというよりも、練習の中で続けて念じてみて、「追い越していく」と自分の体の動きの感覚とのリンクがどこかでできないか?しばらく探ってみようと思っています。
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