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耳がときめく、その瞬間(志磨遼平氏編)

日曜日の21時といえば、スピッツ・草野マサムネさんがパーソナリティの「ロック大陸漫遊記」をTOKYOFMで聴くことが習慣となっている。

その前に5分間、「TOKYOブランニューソング」という番組を挟む。
私はロク漫が始まる少し前からラジオ(正確にはradiko)を流しているので、この日もちょうど5分前にイヤホンを耳に入れた。
すると、哀愁漂うメロディに乗せて、自分好みの声質で歌われている音楽が流れていた。
radikoは「いま流している曲」が画面を見ればすぐ分かるので、慌てて確認。(これがホンモノのラジオだったら、曲名を聞き逃しているから、ラジオ局に問い合わせてたかもしれない!)

その曲は、ドレスコーズの「襲撃」という曲だった。
ロク漫を聞き終えたあと、私はドレスコーズのYouTubeを探して、リリースしたばかりのアルバムから動画になっている曲をいくつか聴いた。

さらに撃ち抜かれたのは「最低なともだち」という曲だった。
あ、これは、やばい、好きなメロ……。
そしてこの「好きなメロ」の基礎になっている曲があったはず……!
と記憶をひっくり返してみた。

これだ。小さいころよく車の中で流れて、幼いながらも「スキ」と感じていた曲。(幼いといっても小学生~中学生くらい)

うわぁ! YouTubeってすごいね。
チャゲアスの「黄昏を待たずに」のMVがあるなんて!!!
初めて見たよ。MV知らなかったけれど、曲じたいが高速道路に乗っているときに聴くとものすごく合うって思ってたの。
なんとMVの出だしのイラスト、高速道路じゃん!!!

いろいろ調べはついていないけれど、ドレスコーズの方、年齢が近いのでもしかするとなんとなく影響受けている音楽も近しいものがあるのではないかと思っている。必ずしも「好きでよく聞いていた」ではなく、時代背景として「耳にしていた」という影響も含んでいるが。

もしかすると大人になってから初めてかもしれない。
自分が知らなかったバンドで、「この曲、好み!」となったのは。

専門学生のころ、渋谷タワレコで視聴していたとき。
中高生のころ、ラジオから流れてくる知らない音楽に堕ちたとき。

そんなむかしを思い出す。
それくらい久しぶりに耳がときめいた瞬間だった。

まだ全然、深堀りしていないので、新たな発見が次々と出てくるかもしれないが、ひとまず最新アルバムを一周した気持ちをnoteを残しておこう。

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