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月の満ち欠けで暮らしていたころ(240529)

昨日、ようやく箱を開けたタロットカード。
毎日触ろうと思い立ったので、朝の手帳タイムに大アルカナ22枚のみでのワンオラクルをやることにした。

今日の運勢は?
という質問で一枚引く。
答えは見ずに、カードの印象だけで想像しながら一日を過ごす。
夜、その日のできごとを思い浮かべながら、カードの解説を読んでみた。
状況にあてはめながらカードの示す意味を眺めるほうがなんだか覚えられそう。

占い好きだけど、星座占いなど朝に流すテレビ局があまり好きではない。
今日はダメな日だー! とか言いながら家に帰ってカレンダー見たら「三りんぼう」って書いてあって、やっぱりな、とか思いたいタイプだ。

今日引いたカードは「THE MOON」(月・正位置)だった。
月は地球に住む私たちには切っても切れない作用がある。
若い頃、月の満ち欠けに合わせて暮らす的な本を原宿?表参道かな、クレヨンハウスという本屋で見つけて、読みふけった。
なかなか上級者向けの暮らし方だったが、いまでも月の満ち欠けはそれなりに気にしている。

ほぼ日手帳には月の満ち欠けが記されているので、身体の不調を感じたときに、パッと手帳を確認してだいたいは月の満ち欠けのせいにしたり。
(もちろんそれ以外の原因もあるが)

人間にとって神秘的でもあり、生活に欠かせない存在が月なのだろう。

たしかに、今日は会社でなかなか衝撃的なことがあった。
(毎日事件が発生する穏やかではない職場なのだけれど)
人事異動の季節が近づいていて、人との別れや出会いが生まれそうな雲行きだ。
まさにカードが示しているように、この先どのようなことが起きるか不透明。
いまは誰も分からない。
新しい状況下に置かれても、やるべき仕事をきっちり、そしてできれば+αやるのが派遣の立ち位置だ。

帰ってきてから、Xを見ると、浜野倉庫が委託している架空ストアさんの「星座別ラッキー検索アイテム」で浜野の本がピックアップされた。

5月30日まで、送料無料・手数料無料でお得なコラボ中なので、もし気になっている方がいたら、この機会をお見逃しなく。
キーワード「卵」!
なんだろうって作者が言うのもアレですが、「アイドルの卵」の卵だね。

自分で招いた女性とのスキャンダルで恋愛恐怖になったイケおじロッカーといちども会ったことのない父親を探すためにコスプレ雀荘で働きながらアイドルを目指す女の子が織りなす繊細すぎて壊れそうな恋愛小説です。
いま振り返れば全世界がアクリルパネルで区切られた生活を強いられたこともしっかり小説に落とし込んであります。
異世界ものが流行り過ぎて、皮肉に書いている部分もあったり。
結構、好きです。浜野の作品の中でも濡れ場が一切ない貴重な本。
秋葉原と立川が舞台。動画シナリオライター時代に書いた作品ですね。

中央ライナーが懐かしいっていう鉄道マニアの方も文学フリマで思わず手に取ってしまう魅惑的なタイトルでしょうか。
WEBでは読めない同人誌限定のおはなしです。
昨年完売して再販。これ以上は刷らない予定なので無くなり次第終了となります。

あんまり宣伝してなかったので、書いてみました。
なにとぞです。

最後まで記事を読んでくださってありがとうございます。 読んでくださった方の心に少しでも響いていたら幸いです。