見出し画像

防災チーム活動録②0718防災まちあるき

こんにちは!
はまみらいプロジェクト 防災チームの藩です
暑い日が続いていますね🎐

少し前ですが、7月18日に防災まちあるきを行いました!
横浜・みなとみらいの関東大震災遺構を巡るということで、
市役所前→日本丸メモリアルパーク→税関事務所跡→象の鼻パーク→開港記念会館
のルートを防災チームのみんなで歩きました🚶
今回はその一部を写真と共にお伝えしていきます!

横浜銀行集会所隆起地層

最初に、市役所下ー馬車道駅直結エスカレーター横にある、横浜銀行集会所隆起地層の遺構です!
関東大震災では、埋め立てられた横浜の地表面が大きく隆起しました。埋立地の上には、当時欧州で強度が強いともてはやされたレンガ造りの建物が多く建てられていたため、隆起に伴って建物が崩壊したケースが多くあります。
ここには横浜銀行集会所 地下一階の床断面が展示されており、隆起した断面の様子からは地震の揺れの激しさが伝わってきました。

航路標識管理所 倉庫基礎

こちらは、市役所横 地上にある航路標識管理所 倉庫基礎の遺構です!
明治2年に国内の灯台事業を取り扱う灯明台役所が設置されました。構内には試験灯台や各種工場が建てられました。こちらに展示されているのは、明治時代中頃のものとみられる3階建て煉瓦造倉庫の基礎部分です。

旧横浜税関事務所

そして次に、赤れんが倉庫のすぐ横に位置する旧横浜税関事務所です!
大正3年5月に建設され、レンガ造りの3階建てゴシック様式の建物となっていました。関東大震災により床や屋根が消失、復旧されぬまま埋め立てられていましたが、赤れんがパーク整備の工事の際に発見され、現在は花壇としても利用されています!

開通合名会社の瓦礫遺構

本記事のサムネイルにもなっているこちらの写真は、開通合名会社の瓦礫遺構です。明治時代に建てたとされ、関東大震災で大部分が倒壊しましたが、その一部が建物の内部に奇跡的に残っていました。現在は所有者の遺構により保存されており、遺構の裏側はコインパーキングとなっています。

今回の防災まちあるきを通して、改めて地震の恐ろしさを体感しました。また遺構を見ることで、近いうちに起こるとされている首都直下地震に向けて横浜ではどのように備えていくべきかメンバーみんなが考えるきっかけにもなったと思います。「地震があったらどう行動するか」を考えて歩くことで、普段歩くみなとみらいとは少し違った見方でまちあるきが出来ました!

この記事を読んでくださった皆様も、みなとみらいエリアに来た際にはぜひ立ち寄ってみてください😊

それではまた~!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?