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今を吐き出さないと、言葉にしないと落ち着かない、、、

「久しぶりに会えたと思ったら、元気ないね。」

「そうだね。ちょっとね。」

「どうしたんだい?」

「今日、怒られたというか、注意されたことがあったんだけど、、、」

「何かやらかしてしまったのかい?」

「うん。そうなんだよね。そのこと自体は、自分がやっていなかったからいけなかったんだけど、その時のやりとりが、まったく打つ手がないままに、なんかずっとひっかかるものがあってね。」

「一体、それはどういうことなんだい?」

「うーん、なんかうまく言葉にできないんだけど、すごく重たい感じが今も残っているんだよね。その時の自分には打つ手がなかったというか、言われるがままに、そのことをただただ受けるしかなかったというかね。。。」

「・・・」

「あまりにも唐突で、文脈もなく、切られたような、そんな感じだったんだよね。。。。」

「それで?」

「いろいろと言い訳をしたい気持ちもあったんだけど、それと起きたことは別だからと思って、起きたことに対してだけに絞って答えたのはいいのだけど、なんか自分の意図したことは伝えることもできず、その余地は一切なく、打つ手なしな状態で、ただただサウンドバックのように言われるがままに、言われ放題な状態だったんだよね。。。」

「・・・」

「こんなことは初めてというか、なんか起きたことにびっくりしてしまっている自分がいるんだよね。こうして言葉にしてみると、ちょっと心が軽くなるような感じがするよ。実際こうして書き進めてみると、少し気持ちが楽になっているよ。」

「・・・」

「事実として起きたことに対しては、マイナスのところから、とにかくやるべきことをやっていくということしかなんだよね。ただそれだけのことなんだよね。そのことは、きちんと自分に課して、やるをやっていくことでしかないんだよね。失敗は許されない。ノーミスでしばらくは、1つ1つを完了させていくということをただただやっていくこと。行動で示していくことしかできないんだよね。そのことは、はっきりしているからそれはそれとしてやっていこうと思っている。」

「そうなんだね。」

「だけど、この重たい感じの正体はなんなのかと思うと、人間性というか、人としてのどこか通わなさであって、冷徹さというか、非道というか、なんかとにかくやりとりをこれまでしたことがある中で、どうも反応がちょっと違うなと思っていた、掴みにくい違和感というものが、ここに来て露呈したような、本性を見たようなそんな感じかな。敵にすると、めんどくさいタイプというか、目を付けられるとネチネチとずっとそのことを言ってくるような、なんかそういう思い感じがあるんだよね。攻撃対象になったら、徹底的に攻撃するようなさ。権威主義というか、合理的なのかなんなのか、とにかく自分は苦手なタイプだな。一見、見た目は、硬派な感じでいい人そうな感じなんだけど、中身はかなり腹黒いというか、何を考えているのかわからないし、したたかというか、とにかく何かを言えばそのことに対して敵意を向けられるというか、とても威圧的なものを、表面的には出てこないのだけど、豹変するというか、スイッチが入ってある時になると行使してくる。とにかくそういう地雷を、突如として今日は踏んでしまったんだ。あまりに衝撃的というか、不意に面食らってしまって、からだがびっくりしている。その時の自分の反応や何もできなくなってしまった、ただ言葉を最低限返すだけに、縮こまってしまった自分がショックだったんだと思う。自分の不甲斐なさと同時に、なんか割り切れない理不尽さに直面して、びっくりしてしまった自分がいたんだ。今日はふとそのことが常に思い出されて、君に言わないと寝ることができないなと思って、こんな時間ではあるんだけど声をかけてしまったんだ。」

「そうだったんだね。それはなんだかとても厄介なことだね。でも、自分が引き起こしたことだからね。しょうがないし、そうならないように、日々精進しないとだね。」

「うん、それはその通りだね。何も言い訳する余地はないな。」

「自分が傷ついたということを、認めることも、自分を楽にしてくれると思うよ。あの時の自分は傷ついていたんだなと、そのことをただ認めればいいんだと思うよ。そうすると、今の自分の状態も、責める対象ではなく、労わる対象になるからね。自分を攻めすぎると、どんどん苦しくなるし、反省は必要だけど、次をどうするか。そのことを考えるのが何よりも大事だよね。」

「そうだね。反省だけしていても、意味はないね。そのことで悩んでも、なんの解決にもならない。そういう思考は止めて、ただただ行動あるのみ。行動を通して、やっていくしかない。あの時の一方的な理不尽さに、威圧的な、相当答えることが制限されるような状況に追い込まれた自分が、傷ついたということなんだと思う。あまりにびっくりして、動揺して、声も小さくなるし、ただただ受け答えするのがやっとだった。そんな自分を見たのも、久しぶりというか、こんなことはなかなかなかったから、受け止めきれなかったということもあったのだと思う。まぁ、そういうことなのかなと思うよ。久しぶりのびっくり体験だったよ。」

「自分の中での整理がついたみたいだね。」

「うん、気持ちはすっと楽になったよ。心に重くのしかかっていたものは、消えたよう思う。ありがとう。」

「今日は夜からずっと雨が今も降っているね。」

「本当にすごい雨の音がしているね。そうそう。明日もずっと雨みたいだね。」

「梅雨だからしょうがないけど、ちょっと梅雨にしては激しいかな。」

「そう、かなり激しいんだよね。降り方は、梅雨って感じではないね。」

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