頭の中でぐるぐると
最近は頭の中がわりとクリアになっている感じがあったちくわちゃん。だけど、またいつの間にか頭の中でぐるぐると思考が回っている。なんか落ち着きがなく、常に何かを気にしている。
その何かは、目の前でやらないといけないタスクの山だ。そんなに量が多いわけではない。選り好みして、時間がかかると思い込んでいることを、ずっと後回しにしてしまっているのだ。
だからいつまで経っても、タスクは減らない。やらないのだから減りようがない。むしろ1つ1つは大したことなくても、量が多くなると、それだけで嫌になる。どんどん億劫になっていく。
書くことに逃げ始めると、堂々巡りの始まりだ。頭の中で考えていることの世界に逃げ込んでしまう。いくらでも動き回ることができる。書くことは自由で、不自由だ。囚われてしまうと、抜け出せない。
抜け出せないのではなく、抜け出さない。安全地帯にいるだけだ。同じようなことがが何度も出てくるのは、自分の中で、無意識に変わりたくないと、変わらないようにしている領域を、キープしているからなのだと思う。
外のことに目を向ける。そのことと自分との関係性を見ていくと、いろいろと見えてくる。午前中、Aさんの動きが気になったちくわちゃん。まだ入って1年くらいの女性だ。
動きが不自然で、そのことが気になっている。動きが過剰な感じがしている。丁寧なようで、その振る舞いはどこか嘘くささを孕んでいるように見えてしまう。そう思っている。
そんな行動が気になっているちくわちゃん。おそらく自分にも同じようなところがあるから気になるのだろう。昔そうだった。自分にまったくないものであれば、気になることはないだろう。
気になっているということは、そこには何かがある。大した何かではない。だけど、そのことを指摘しないではいられない感じがある。だけど、大した関係性もないので、思うだけで終わっている。
言わないことで直接の支障はないと思っていたけど、実際には気になっていて、集中を削がれているという事実。自分の感情にフォーカスすると、イラッとしているちくわちゃん。
「そんなに気を遣わなくていいんだよ。」と一言伝えば、それで済む話かもしれない。蹴落としたり、罵倒したり、批判したりしたいわけではない。もっと肩の荷を下ろして、気楽にすればいいと思っている。
目の前にいるので、目に入ってくる。目に入った時に見る行動が、あまりにも不自然で気になるのだ。気になっているから、こうして意識しているのだろう。こうして言葉にしているちくわちゃん。
2021年5月28日書き出し
2021年6月2日校正完了
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