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ぎりぎりクアドリリンガルの僕が感じる、外国語の有用性について〜モチベーション編〜

前回、自分の語学学習に関する背景について書いたが、今回は身についた言語能力がいかに僕の世界を広げ、機会を与えてくれているかを書いてみたいと思う。

外国人の彼女ができる

わりと大きな恩恵だと思う。アジア圏で働くのであっても、最初に英語ができると、現地の人とのコミュニケーションは楽だ。そこからお互いの言語が学べるので、英語をとりあえず学んでおくのはやはり得策だと言える。

日本語話者1億3000万人からよりも、英語話者15億人から運命の相手を探す方がきっと容易だろう。

外国語の文献に抵抗がなくなるので、情報源が増える

よく言われることであるが、実際に体感値で外国の最新情報が日本よりも早く入ってくる。書籍なんかになると、有名な新書が翻訳されるまで2年位かかったりするので、変化の激しいこのご時世、ビジネスマンにはすこぶる有用ということも感じている。

また、エンジニアであれば、壁にぶち当たった時の検索能力が圧倒的に上がるので、どんなプログラミング言語を学ぶよりも英語という言語を優先することは結構大事だったりする。

お得に海外旅行ができる

旅先で、たとえばホテルに日本人がいて日本語で対応してくれるところは基本的には高級だ。部屋は同じスペックでも、日本語対応という条件を取り払うだけで選択肢は圧倒的に増える。

現地の人が知っている情報なんかも、結構量が増えるし、もちろん外国語話者との出会いもあったりするのでそっち方面でも楽しめる。

外国のサービス、アプリが楽しめる

まだまだ海外のサービスで日本語対応していないものは沢山ある。英語が理解できれば、一足お先にサービス、アプリを体験できる。

ゲームなんかは、画面の様子で操作が類推できるものは多いし、会話もだいたい定型で対応できるので、次のステップのための教材としても非常に役に立つ。クリアしたポケモンをあえて英語でもう一周してみるなどは比較的楽しんでやれる英語学習だと思う。

言語習得は「学びと楽しみのスパイラル」に入ってからが本番

上記にあげたのは、すべて言語習得から得られるメリットなのだが、これは同時に言語学習の機会にもなっていることに気がついただろうか。一度ある程度言語を習得し、それを使って恩恵が得られることに気がつくと、そこからは学ぶこと自体が楽しくなってくるし、自然と入ってくるリソースも増える。

早い段階でこの壁を越えられると、その後の生活の中で学習機会が自然と増えるため、結構な重要ポイントだと思うが、やはりこれを超えるには日本国内のみで勉強を続けるのではなかなかハードルが高い。

なので、ぜひ3ヶ月ないし6ヶ月くらいまとめてどこかで時間をとって留学することをオススメする。その間、日本語は禁止にするような環境に身を置くほうがいいだろう。

最後に僕の語学留学の師、ブライアンが教えてくれた言葉で締めくくりたい。

英語を学ぶんじゃない。英語「で」学ぶんだ。

興味のあることを英語でやったり、調べたり、学んだり。興味のある人とコミュニケーションをとったり。それが語学を続けるコツだし、何よりそんな学習のほうが楽しいよね。

ではよい語学ライフを。

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