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2020しょうが栽培履歴【終了】

◇栽培面積

5アール(無加温ビニールハウス1棟)

◇品種

大生姜(※種しょうが製造元確認中)

◇播種

2020/3/27
種しょうが60kg程度

◇元肥

2020/3/27
高度化成14-14-14 20kg入り3袋(韓国製・輸入元/株式会社FYC)

◇農薬

同じ農薬の使用回数は「@0」の形で記載

・2020/5/14 ハスモンヨトウ被害確認
→ランネート45DF 1000倍 葉面散布@1

【殺虫剤】ランネート45DF
■有効成分:メソミル・・・45.0%
■毒性:劇物
■作用機構分類:IRAC 1A[メソミル]
■適用内容:しょうが
ハスモンヨトウ
1000~2000倍 散布 収穫7日前まで 4回以内

★Point
・毒性分類:劇物
=使用方法によっては使用者にも有害なので、注意して使いました。
・作用機構:アセチルコリンエステラーゼ(AChE)阻害剤 神経作用 1A カーバメート系
=害虫の神経に作用して殺虫します。同じ農薬または同じ系統(1A カーバメート系)の農薬はなるべく重複して使用しないことで、同類の農薬が効かない(耐性・抵抗性がある)害虫に進化することを妨げられます。
・接触毒性・食毒性があり効果が高い
=薬液が害虫にかかること、また薬液が浸透した葉などを害虫が食べることでも殺虫効果があるので、使用回数が少なくて済みます。
・即効性・浸透性・浸透移行性があり効果が高い
=すぐに被害を軽減できます。使用回数も少なくて済みます。
・卵〜成虫まで効果
=卵や成虫が混在している、いわばパンデミック状態でも効果があるので、使用回数が少なくて済みます。
(引用・参考:GREEN JAPANホームページ

・6/16 ハスモンヨトウ被害確認
→ランネート45DF 1000倍 葉面散布@2

★Point
前回使用時の効果が高く、在庫していたので再度使ってしまいました。同系統の農薬への耐性・抵抗性の発達を促す可能性があります。
既定の濃度・使用回数以内であるので安全性に問題はありません。

・7/15 ハスモンヨトウ被害確認
→ランネート45DF 1000倍 葉面散布@3

★Point
前回使用時の効果が高く、在庫していたので再度使ってしまいました。同系統の農薬への耐性・抵抗性の発達を促す可能性があります。
既定の濃度・使用回数以内であるので安全性に問題はありません。
→今後の代替案検討
別系統の農薬の使用

以降はすでに株が大きく影響が少ないので、ハスモンヨトウの被害があっても農薬を使用していません。
※大量発生しそうな兆候があれば、すでに使用しているランネート45DFと異系統の農薬を検討します。

◇追肥

2020/8/12
バイオ・リン 15kg入り6袋(沖縄県立宮古総業実業高校)
くみあい大粒硫安 20kg入り1/2袋(日本製鉄株式会社)

◇収穫

2020/9/5〜9/19ハウスA棟(2連棟の片面)
→根茎腐敗病確認のため予定より早めに収穫開始
2020/9/22〜10/22ハウスB棟(残り片面)
→同上

(最終更新:2020/10/25)

農作業は継続あるのみ。体が少し楽になる農具を買ったり、育てやすい品種の種を買ったり、役立てさせていただきます🌱 サポート金額に応じて、私の作った農産物でお返しもしていきたいと思ってますので、どうぞよろしくお願いします😊