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共通テスト対策【政治経済】

出題予想 共通テスト「政治経済」


予想①単なる用語暗記では対応できず、歴史の流れや制度の目的理解が求められる問題

予想②図表を複数用い、計算が求められる問題

予想③基本知識と時事知識をかけ合わせて、あるテーマについて考察させられる問題


過去3年間の出題内容


大問1

2023年 地域の広報誌
2022年 まちづくりへの取り組み
2021年 望ましい社会の姿

大問2

2023年 「政治・経済」の学習
2022年 経済主体
2021年 民主主義の基本原理と日本国憲法

大問3

2023年 法学部の模擬授業
2022年 日本経済・国際経済の諸課題
2021年 現代の経済状況

大問4

2023年 SDGsの意義と課題
2022年 地方自治への住民参加
2021年 日本による途上国支援


予想に伴う問題形式ごとの予測・対策


予想①単なる用語暗記では対応できず、歴史の流れや制度の目的理解が求められる問題

・知識問題
知識問題においては、教科書内容の知識を暗記することはもちろん必要であり、それで対応できる設問もある。しかし、断片的知識をただ詰め込み、制度や政策の中身や歴史の流れを無視した暗記では、対応しきれない問題が出題される場合が多い。その問題を突破するためには、知識を細切れに暗記するのではなく、制度・政策が導入される目的や効果を考え、理解しながら暗記すること。さらに、歴史の流れと社会背景における位置づけを明確にさせながら暗記に努めることが大切だ。

予想②図表を複数用い、計算が求められる問題

・資料・図表問題
これまでの傾向から、資料文やグラフ・図などの統計資料から、それを読み取り、分析する問題が出題される可能性は高い。その問題を攻略するには、資料を整理・分析し、「どのような問題や課題が資料を通じて提起されているのか」をうまく掴むことが重要だ。そのためには、資料文を読み飛ばさず、示された条件などをしっかりと読み取ること。そして、図表に関しては、単位やメモリをきちんと把握し、数値の極端な増減に注目すること。そうすることで、その問題が提起した問題を把握し易くなり、正答にたどり着く可能性が高くなるはずだ。

・計算問題  
計算問題は、利用する知識としては、標準的レベルの問題が多い。問題文、資料、図表をしっかりと読み、示された条件や問われている事柄を確実に読み取るよう心がけよう。そうすれば、何を求められているかが明確となる。計算自体は易しいので、設問文にある、設定の読み飛ばしさえしなければ、得点源になるであろう。

予想③基本知識と時事知識をかけ合わせて、あるテーマについて考察させられる問題

・考察型の問題
教科書の知識を前提に、設問文の要約力、ある事柄に対して出された様々な意見を考察する力、出来事の因果関係を捉える、といった、推測力・思考力が求められる問題が出題されるであろう。とはいえ、考察するためには、その前提となる基礎知識が不可欠である。その基礎知識を身につける際に有効なのが、センター試験時代の過去問である。これは、基礎知識の有無を問う良問の宝庫である。地道にセンター過去問演習を行い、考察の元となる基礎知識の漏れが無いかどうか、今一度確認しておこう。


いま、やるべき対策は?


・基礎知識を身につける良問の宝庫である。年内はまず、センター試験・共通テストの過去問演習を行い、基礎知識の漏れを埋めていこう。

・資料問題や図表問題を数多く解き、持っている知識をうまく使えるようにしておこう。

・タイムマネジメントを意識して問題演習をしよう。出題タイプが多岐に渡り、タイプごとに解答時間が変動するからである。また特に、設問の内容理解、選択肢の吟味、図表の読み取り、など解答に時間がかかる問題がある。そのため、問題を解く時はただ漫然と解くのではなく、必ず大問ごとに時間配分に注意して解くようにしよう。


平均点の推移(過去3年間)


平均点
・2023年 50.96
・2022年 56.77
・2021年 57.03

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