2020年読んだオススメ本 10選

今回は,年末ということで,読んだ本でオススメの10選を紹介します。

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①NO HARD WORK!

1冊目は企業経営の参考書のジェイソンフリード氏の「NO HARD WORK!」です。

拡大志向の会社ではなく,自分たちの持てる力を最大限に生かすということを目的にしている会社を経営しており,これから私が目指す会社として良いなと思っています。

例えば,目標は基本的に6週間をスパンにそれ以上はどうなるかわからないから定めない。なぜなら,長期計画は偽りの安心感を植え付け,会社が傾いているにもかかわらず長期計画によって舵を切れなくなる。という考え方は取り入れていこうかなと思います。

会社経営を考えている人は一読する価値があるかと思います。

②「ついやってしまう」体験のつくりかた

2冊目はゲーミフィケーション関連の「「ついやってしまう」体験のつくりかた」です。

マリオやドラクエ1などを題材に,なぜゲームは引き込まれてしまうのかということを解説しています。

ゲーミフィケーションの本はいろいろありますが,マリオとドラクエ1をやったことがある私としては,この本がゲーミフィケーションの入門書として一番理解しやすかったです。

例えば,最初のマリオの位置やマリオの向きやすぐにクリボーの登場などは,このゲームの進め方を文章ではなく,実際に動かしてもらうことで理解させることの仕組みとして意識されていた!という文章がありました。

また,「メリハリのつけ方」「なぜゲームが面白いと感じるか」などが書いてあり,とても納得しました。

ゲーミフィケーションについて知りたい人で,マリオやドラクエなどをやったことがある人は分かりやすいと思います。

③GIVE&TAKE

良書がたくさんあるアダムグラント氏の「GIVE&TAKE」です。

与えるということが多い”ギバー”とその逆”テイカー”と,中間の”マッチャー”という3つに人の特性は分けることができ,その中でもギバーは大成功の人間か大失敗するかの2つに分かれるそうです。

そして,成功するギバーになるためにはということを詳しく解説しています。

この本で一番興味を持ったのは「ギブの輪」という考え方で,自分の困っていることを共有してそのグループでその困っていることに対して助けられることを提供するという取り組みを紹介しています。

ぜひ塾が開校したら取り入れていきたいと思っています。

④良い戦略,悪い戦略

4冊目も企業経営の本です。

具体性のない目標は意味ないということが主張で,では良い戦略とは何かということをいろいろな具体例をもとに紹介しています。

私は株の投資もしているのですが,この枠組みをもとに企業戦略の分析をしてみると,ダメそうな企業と良さそうな企業が分かる気がします。コロナの中でもそこまで株価が大きく下がることはなかったですし,わりと投資目的で読むのも良いかもしれません。

もちろん企業方針を決めることに携わる人もおすすめです。

⑤パレオダイエットの教科書

この本はパレオな男として有名な鈴木祐さんのパレオダイエットの本です。

食事,睡眠,運動という大原則をいかに質を高めていくかということで,とてもシンプルなので覚えやすかったです。

これによってかなり体調が良くなった気がします。

⑥新しい分かり方

ピタゴラスイッチの監修をしている佐藤雅彦氏の本です。「差分」などほかの本も好きなのですが,この本が一番佐藤氏のことが分かるものかなと思います。

これについては,まず読んでくれ!というしかありません,読むというよりかは眺めるということが適切な表現かと思います。

これは百聞は一見に如かずです。

⑦内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力

日本はそこまでではないですが,アメリカでは外交的なことが良しとされている文化にあり,その中で内向型がどう生きていくかということを書いています。

内向型のほうが,人間関係の構築が上手であるとか,交渉にたけているなどはなるほどなあと思いました。内向型人間のテストで10点中9点(8点だったかな)の私としては,今後の行動の参考になるものでした。

⑧なぜ政治はわかりにくいのか 社会と民主主義をとらえなおす

TBSラジオで「セッション」や「まとめて土曜日」などに多く出演している西田亮介氏の本を一度読んでみようと思い,読みました。

政治の分かりにくさは,政治の面でも我々受けての面でもあるということは,確かにと思いながら,テレビだけを見ている人にとっては,このメディアの力を無意識に享受しているだろうなあと思ったりもしました。

⑨子どもに言った言葉は必ず親に返ってくる

これは,紹介動画も作ったハイム・ギノット氏の本です。

特にこの本は,読みやすいかなと思います。動画を見てほしいですが,事例が多くすぐに実生活に生かせると思います。

⑩人生は20代で決まる

メグジェイ氏の若い人向けの人生設計の本です。仕事や恋愛(結婚)などについて,周りの人からは教えてくれない20代のうちに大切な時間であることを説得してくれます。

とてもライトに読める一方で,読んでおいてよかったなあと思った本です。(といっても,読んだ今年は30歳でしたが)

以上です。読んだことがあるものがあったら是非コメント欄に残していただけると嬉しいです。







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