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「突然の」は苦手だが、対応するしかない日常

突然の訪問など、突然事は苦手。でも、トルコでは、突然の訪問、突然のお誘い、突然の・・・は多い。学校からの連絡事項でさえ、ぎりぎりお知らせされる。

以前住んでいたアパートで、同じアパートの人と出掛ける約束をしていたときのこと。出掛ける前、急に、「子供の学校の保護者会があるから行けなくなった。」と言われた。保護者会?今日?そんなギリギリで?出掛けるのがめんどくさくなった?と疑ったが、実際自分も子供が小学校に上がり、ぎりぎりに連絡が来ることを経験して納得した。

ギリギリ連絡は子供の友達の誕生日会でもあった。「明日、○時に○○で子供の誕生日会をするから、良かったら来て。」と。気まぐれで誕生日会に誘われたのかと思ったが、他の友達でもあった。「今日、○時に誕生日会するから来て。」相手は気軽に誘ってくれるが、こちらは子供と二人で大慌てだ。誕生日だからプレゼントあった方がいいよね、と急いで誕生日会の時間までにプレゼントを買いに行く。

前もって予定が分かっている、というのはとても楽だ。計画を立てて行動できる。だけど、「突然の」はそうはいかない。「突然の」予定外のことに、その日やろうと思っていたことがいっぺんに吹っ飛んでしまう。何度、トルコに来て経験しただろう。そして、だんだん自分もトルコ式になってきたかというと、まだまだそうはならない。自分が連絡するときは、前もってやっぱり早めに連絡してしまう。そうすると、たまに、トルコの人にとっては予定が早すぎるのか、返事はこう返ってくる。「行けたら行くよ。」と。

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