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2022年は。

あけましておめでとうございます。

トルコでは12月31日まで学校や仕事があり、1月1日だけ祝日で2日から通常通りなので、相変わらず新年ムードは少ない。今年は1日が土曜日だったこともあり、残念ながらさらに特別感が薄れてしまいました。3日の昨日は子供も夫も普通に学校と仕事に行っていたので、一人だけではお正月気分にもなれず普通の生活でした。この、お正月ムードのない生活にもずいぶんと慣れたのでなくてもいいかなとは思うのですが、トルコに来た年数より、日本でお正月を過ごしてきた年数の方が多いため、まだまだ気持ち的に捨てられそうにありません。

現在、経済が混乱しているトルコでは、昨日、12月の消費者物価指数が前年に比べて36.08%上がったと発表がありました。今年もインフレは止まりそうにありません。通貨の暴落の影響で1月からは一般家庭の電気料金が50%、天然ガスは25%値上がりするとのこと。暖房に電気と天然ガスを使用するのでこの冬はあまり寒くならないことを願ってしまいました。今は不安材料しかないトルコですが、意外と周りで生活している人たちは普通に生活していて不思議です。何かと問題が多い国で、色々とくぐり抜けて来たからでしょうか?ぬくぬくと日本で育ってきた私には毎日がジェットコースタ―状態です。

混乱状態のトルコですが、ここにも影響が。
年末、子供のクラスで担任の先生が、「年始はみんなでプレゼント交換しましょう!!」と提案。そして先生が、「予算は20リラで。」と言ったところで子供たちが、「先生!ドルが上がってリラが下がっているから、20リラではたいしたプレゼントが買えません!」と言い、予算は100リラに変更。2000円ではなくて10000円で、みたいな感覚。嘘のような、本当の話です。


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