マガジンのカバー画像

日常の話

47
生活の中で感じた事や出来事
運営しているクリエイター

2021年1月の記事一覧

マーケットが嫌いになりそうな日々(モノの価値とは何なのか)

最近、マーケットに買い物に行くのに足が遠のいている。 マーケットまでは徒歩一分。けして遠くない。 コロナが広まってから、トルコではいろいろと規制もあり遠出をしていない。外出といえば、日々の生活のために食料品や日用品を買いにマーケットに行くことと、運動がてら散歩に行くこと。 それなのに、唯一の楽しみの食べることに関して邪魔する出来事がある。インフレだ。数年前から値段が上がってきていたことは感じていた。日常よく買う食料品が徐々に値上がりしていき、今は3〜4倍くらいの値段になっ

壊れた蛇口

冬のになると思い出す。2年前の冬、水道の蛇口が壊れた。 その日は、いつもより少し朝早く起きなければならない日だった。温かい布団から出たくないな、と思いながらも頑張って起きる。 部屋から廊下に出ると、いつもの朝と違い、聞き慣れない違和感のある音が聞こえてきた。何の音だろう、と音の方に行ってみると、個室トイレから聞こえてきているようだった。 我が家にはトイレが2つある。個室のトルコ式トイレ(日本の和式トイレに近い)とバスルームにある洋式トイレ。トルコ式トイレの方は、前の住人

心無い言葉にどう対応することが正解なのか

「チン!チャン!チョン!」 アジア人を蔑視した人種差別用語だ。 子供と買い物に出かけ街中を歩いていると、通りすがりに言われる。その日は人通りも多かった。言ったのはチラシ配りの男性で、立派な大人。同じチラシ配りをしている仲間と笑っている。 心無い大人の一言で、一緒に歩いている子供が涙目になった。 小学4年生の子供は、自分がアジア人に見られることを意識し始めた。特に、コロナが中国から始まったと言われ始めた頃、マスクをしていてもアジア人だとわかるため、道を歩いているとき、「今

お正月はいつもと変わらない日常

2020年12月31日は早々にベットに入った。 眠くて起きていられないから、もともとカウントダウンする気がない。子供はもっと起きていられそうなくらい元気だが、一緒にベットに入る。 一眠りして、たまたま目が覚めたら23時59分だった。下の家からなのか、にぎやかな声が聞こえる。年が明けてしばらく大合唱が聞こえていた。そのまま大合唱を聞きながらまた眠りに落ちていった。 12月31日は子供の学校のオンライン授業はいつも通り行われていた。 トルコでの年末年始について書いています