「虚気の使い方」その6
虚気を出す宿命と現実的な能力があり
さらにそれを活かす環境がそろうと
人は実際の能力以上の「何か」を醸し出すことがあります。
それこそが「虚気が具現化した状態」です。
虚気ですから、周囲の人たちに日常生活にはない
その場だけの雰囲気を提供できる能力と環境が適しています。
例えばエンターテインメントの世界があります。
もしくは、新たな発見や発明も
虚気によるアイデアやひらめきがヒントになることがあります。
これは先端科学や技術開発の分野や新企画を練る場などで見られる虚気です。
一方で、事務的もしくは機械的な作業の現場では
虚気は具現化しにくいことが多いです。
このような職業では、仕事は実気でこなし
趣味やボランティア活動などで虚気を使う人もいます。
つづく
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