厚労省の公表する紅麹問題とプベルル酸や腎障害の根拠は、科学無視の暴論だ


紅麹騒動での霞が関の情報操作は、バカなマスコミを活用するだけは得意で、原因究明の役には立たないばかりかニセの説得で大衆を丸め混んでいるだけである。



本当に酷い。日本人は相当頭が悪い上に、立証さえもろくに考えることができない。これだから冤罪とて大量に作られるんだろう?
なんたって、冤罪を生み出すのが得意な国だから(一方では、外国人犯罪は野放しであり、謎の不起訴を連発する恣意的な検察でもある)。


とりあえず、厚労省側の主張をまとめてみるよ。
(これまで全く検索でヒットしなかったのに、探したら急に発見できるようになったわ。何故?)
4月19日公表だそうです。

https://www.mhlw.go.jp/content/001257891.pdf


未知の物質YとZ、って、まるで当方の書いた4月1日の記事でも読んだのではないかと勘繰りましたわ。

いくら当方が、各生産施設には「守り神」的な菌叢が存在するかも、という話を書いたからって、丸パクリすることはないんじゃね?w


脱線したが、厚労省の主張は、当方の理解で以下の通り。

ア)検体採取で原因菌特定= Penicillium ademetzioides 
イ)原因ア)は、米培地で「プベルル酸を産生」した
ウ)プベルル酸自体を投与(濃度不明)したラットに腎障害
  (近位尿細管壊死)
エ)未知の化合物Y、Z(モナコリンKの類縁物質か?)の存在
  (紅麹との共培養にて生成か?)


それぞれについて、再度反論をしておく。

ア)及びイ)に関して:

原因と公表された真菌 P. adametzioides (報道の「青カビ」の事)をこれから「原因カビ」と呼ぶ。

前から書いてる通り、プベルル酸の産生できる菌は極々少数派であり、過去に数種類しか論文等で報告がない。今回の発表は、新規の大発見となる。

また、原因カビが分離されたのは、「韓国の腐ったブドウ」から抽出したもので、他の例では「南イタリアのザクロ」から検出されているが、日本での発見報告例はゼロである。

日本において、腐敗食品の原因菌として同定された例や、環境中からも一度も検出したという論文が見られない。

更に、以前から何度も指摘したが、たとえ原因カビにプベルル酸の産生能力があったとしても、超微量しか生成できない場合には人体の細胞障害を来す程の最低必要量には到達できない。
従って、原因カビの単位重量当たり「何mgのプベルル酸を産生したか」を説明しない限り、原因菌と断定することは不可能である。

また、原因カビが紅麹と共培養下にあったとしても、小林製薬の製造工程が約50日という長期間なので、当該原因カビを製造条件と同等の50日間の米培地で培養させるとどうなるかを言わないと原因と主張することはできない。原因カビの菌株は果たして50日後に腐敗せずに残存できるのか?

厚労省とインチキのネット言論が言うのは、小林製薬の工場の衛生管理状況が杜撰で「いつでも原因カビが混入できる状態だった」ということでしょう?
だとすると、常に空気中に漂ってたり従業員への付着等で、外部にも拡散してしまうのでは?

大阪工場から和歌山工場にまで「お引越し」できた原因カビなのだから、途中の段階でもいくらでも空気中でもどこでも拡大してしまうのでは?
そうすると、関西圏一帯で原因カビによる「食品腐敗現象」とか「プベルル酸産生の汚染事故」とか、発生してても不思議ではないのでは?

が、小林製薬の製造工程の混入が指摘されたのと同時期に、原因カビによる食品汚染被害は一例も報告がない。
例えば、鳥インフルエンザですら、流行時期では全国各地で養鶏場が何度も全滅させられるような感染拡大が見られたわでしょう?
なのに、何故か本件原因カビにおいては、「小林製薬の工場」にのみ特化して繁殖したんですか?


反論a)過去に原因カビがプベルル酸を産生したという報告は一度もない
反論b)厚労省の実験で産生したとする「プベルル酸の重量」が不明
反論c)日本では原因カビが一度も発見されてない
反論d)製造工程と同じ50日の共培養下で腐敗せず製品化できる証明がない
反論e)大阪と和歌山工場でのみ繁殖し、工場外で検出されない謎


ウ)に関して:

薬物による傷害を検証する上で最も重要なのは、濃度や投与条件である。その説明が皆無である。これでは、学生レポート以下のド素人の主張と同じである。

せめて、ラットの実験系で1日量として

・投与量 μg/kg の提示
・投与条件 プベルル酸の腹腔内投与、餌に投与、製品を餌に混入、等

の条件や数字を出さないと、何一つ言えないことは明らかだろう?

酸素や水だって中毒死するのだから、投与量や条件を提示しない限り「何の意味もない」ことなのに、動物実験で「~だった」という子供騙しの情報を
マスコミに垂れ流し、ボンクラマスコミは「はい、喜んで」と何一つ疑問にすら思わず厚労省発表を、さも「確定した証拠」であるかの如く報道するわけだよ。

この国は、根本的に頭がおかしい。

主張エ)は、ご愛嬌か、それとも「さも本当に動物実験をやってみました」という信憑性を持たせたり、「プベルル酸では押し切れない」場合の逃げ道作りの一環か何かですかね?

未知の成分だと、相互作用とか解明するのは骨が折れるから。


反論f)動物実験系での条件(一日量、μg/kg、投与法など)秘匿は不自然


多分、ポンコツのチート脳官僚が、頑張ってイカサマストーリーを用意したのかもしれないが、日本のアホなマスコミを騙せる程度でしかない。


本当に原因究明をしようと考えているなら、せめて

・原因カビが産生するプベルル酸の量(単位重量あたりの抽出量)
・動物実験の中毒量(濃度別の症状出現の違い、等)
・病理所見別の投与量 μg/kg(プベルル酸、製品そのもの、など)
・共感染(共存の培養下)の日数毎の性状(米培地の腐敗状況等)

などを見ないと、判断のしようがない。

どこかで躓く場合、小林製薬の工場における当該原因カビによるプベルル酸の被害は、まず疑わしいということだ。


個人的には、これまで公開された情報で

・プベルル酸がクローズアップされたこと
・殆ど報告例のない韓国で分離された"P. adametzioides" が原因菌との断定
・閉鎖後の大阪工場の至る所(6か所)で検出の謎

という事で、ああ「情報操作網」かなと勘繰るがw「韓国産」のカビってw

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240529/k10014464831000.html


LINEでも整形ツアーでも韓国ドラマアゲでもK音楽アゲでも新大久保アゲでもw日テレの韓国情報推しでも、大体は共通してますなww


よく存在している菌類なら、そこら中で発見されるわけで、他の食品汚染でも何でも報告が上がるわけですよ。

喩えて言えば、米軍兵士の刑法犯罪が多ければ、沖縄でも横須賀近辺でも佐世保でも岩国でも「度々発見される」のと同じなんですよ。
だが、英軍兵士や豪州軍兵士による刑法犯罪が発見されることは、殆どないでしょう?

だって、英豪兵士は米兵に比べ「日本国内で存在確率が低いから」、だ。


英豪軍は、日本で合同演習は実施している(=日本国内に存在してる)が、常駐してる米軍ほど日本国内に定着してるわけじゃないでしょう?

つまり、当然の結果なんですよ。

だが、紅麹サプリ問題で厚労省が主張しているのは、滅多に存在してこなかった「英軍が犯罪行為の犯人だ」と主張するに等しい暴論なのだ、ということです。



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