終身雇用は戦中・戦後の文化!?

こんばんは.最近,終身雇用の崩壊という事が良く言われていますよね.実際に大企業で業績も全然悪くなっていないトヨタも終身雇用は難しいという発言をしています.ただ,終身雇用が終わるっていうのは大袈裟なのではないかって思っている人は意外にも多いのかなって思います.

ここで自分が気になった事が2点あります.

1.海外の人はどれくらい転職しているんだろう?

2.日本の終身雇用っていつ頃からある文化なんだろう?

なので,今日はこの2点について書いていきます!


1.海外の転職事情について

調べてみると結構わかりやすいグラフがありました!

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このグラフは,労働者の平均勤続年数のグラフです.(データブック国際労働比較2018 従業員の勤続年数(2016年)より引用)

女性に関しては,育休などの問題が大きいので男性で比較すると,日本は14カ国中最も勤続年数が大きいですね.アメリカの3倍以上です!それでも日本の男性は平均13年一つの会社で働いているっていうのは個人的には意外と短いなと思いました.

さて,海外との比較の次は日本の終身雇用の歴史についてです!


2.日本の終身雇用っていつ頃からある文化?

結論から言うと,日本の終身雇用の文化は戦中・戦後からの文化で,それ以前は終身雇用の文化はあまり見られなかったそうです.戦争中は,転職が多いと軍需産業に支障をきたすため制限されていました.そして戦後は,戦争で貧困と混乱を経験した労働者たちが生活の安定と保証を求めるようになりました.それにより,賃金のベース・アップの代わりに、年功に応じた定期昇給が約束され、不当な解雇は規制され流ようになりました.

これが日本の終身雇用の歴史と文化です.


以上の話を聞くと,物が溢れかえり暮らしが昭和の時代よりも格段に豊になった昨今も,この昭和と平成でのみ続いていた終身雇用は続くとは考えにくいですね.なので終身雇用の崩壊と言うのは私は確実に起きるだろうと思っています.

なので会社に安定を求める時代は終わったと考え,自分が手に職をつけるのが最も安定な生き方であると考えた方が良いと私は思います.



最後まで読んでいただきありがとうございます!!少し口うるさいようなまとめとなってしまいましたが,今後就職する人たちの目に入れば良いなーって思って書きました!終身雇用制度について,他の見方をしている人や,意見があればコメントをしていただけると幸いです!また,内容が面白かったと思った方は♡やフォローをしていただけると嬉しいです!!