農家5代目直伝! みかんの美味しい食べ方、教えます
こんにちは!皆さん、初めまして。
濵田農園5代目の濵田直人(なおと)です。前回のブログでは農園の紹介をしましたが、私からは活動報告のような形で、みかん栽培の様子などを届けられたらと思っています。
愛媛県八幡浜市向灘(むかいなだ)地区で、5代続くみかん農家である濵田農園。現在、4代目の父と母、祖母と従業員さんで仕事をしています! なんと祖母はもう少しで90歳になるのですが、今も現役で仕事場に原付に乗り、仕事場の農園まで通っています。
他にも、愛媛県の大学様と連携をとり、インターンシップの受け入れも行なっています。学生さんには約1カ月間のインターンで農作業を体験してもらいます。しかし、すぐに結果があらわれる仕事ではないため、「半年後や収穫時期に農園に来て、自分たちが作業をした結果を見においで」と伝えています。こうした機会を通して、学生さんたちに何か感じてもらえたら嬉しいのと、農業という仕事に興味を持ってもらえたらと思っています。
香りを楽しみながら食べられる剥き方を紹介!
(9月頃のみかんはこんな感じ。今の時期は夕日がとても綺麗です)
今の時期、濵田農園では「早生(わせ)」という、普通よりも早くできるみかんを出荷しています。糖と酸とバランスがよく食べやすいみかんです。そろそろみかんが恋しくなる時期になってきましたよね。皆さんは、みかんを美味しく食べる方法を知っていますか?
今回は5代目直伝、みかんの美味しい食べ方を紹介していきます。
まず、みかんが届いたところから。細かいところですが、保管はダンボールを開けたまま日陰で風通しの良い場所にしてください。また、みかんを食べる前に揉んだら甘くなるという説があり、実際に検証した記事もありますが、農家としてはオススメできません。
なぜなら、みかんにダメージを与えているだけだからです。栽培時にもクッションをしいて、ダメージを与えないように工夫をしているほど、みかんは繊細な果物なのです。
次はみかんの剥き方。皆さんは、食べるときに下の写真のような剥き方をしていませんか? この食べ方でも美味しいのですが、もっと美味しく食べれる方法をお教えします。
まず、花びら型に剥くのと同じように中央部に指を入れ、皮を剥かずに半分に割って下さい。そして、一口サイズまで割ったものを口に当て、歯で剥ぎ取るように皮と果肉を切り離して食べてみてください。こうすると香りを楽しめます。花びら型に剥くと、皮から出る香りが逃げるのでもったいないです。ぜひ、一度この剥き方で食べてみてください!
冒頭の写真にもあるように農園のある八幡浜市は、自然に恵まれた地域で山と海に囲まれています。この時期になると、とても夕日が綺麗になります。11月23~24日には収穫体験ツアーも開催するので、ぜひこの機会に八幡浜市に来てもらえると嬉しいです!
【ご案内】
11月23~24日に収穫体験ツアーを開催します!:https://www.facebook.com/events/419918992044672/
濵田農園オンラインストア:http://shop.kiwami-mikan.net/
編集:ローカルマガジン「おきてがみ」
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