「あの人の返事を待つ」も、自分の選択である。
こんにちは。はまだゆいです。
フリーランスのソーシャルワーカーをしています。
私は普段から、人と人との間にある、目に見えない境界線をとても大事にしています。
以前に描いた境界線の説明はこちら(紐のように弱いものではないというご指摘もいただいたことがあります。たしかに、もっと頑丈なイメージであってもいいと私も最近は思います。)
これを意識し始めてから、私自身がとても自由になりました。
今日は、この境界線の内側にある、私たちの自由について、書きたいと思います。
境界線のあっち側とこっち側で、お互いが自由を持っている。
私がいつも人に伝えたいと思っているのは、私たちの自由は、境界線で守られているということです。
私たちの自由は、誰かに侵されるべきではない。
あの人は自由だし、それを私がコントロールすることはできない。
私も自由だし、それを誰かがコントロールすることはできないのです。
でもそれでも、思い通りにならないことっていっぱいありませんか?誰かのせいで何かを諦めたり、嫌な思いをしたり、邪魔されたり、自由を侵された気持ちになることはありませんか?
仕事だって、人間関係だって、1人じゃ決められないことばかり。
上司の許可がないと動けないとか、両親が悲しむ(または怒る)からこれはできないとか。恋人と付き合うのだって、双方の了解が必要です。
1人では決められない。そこを意識するととても不自由。
だから私たちはついつい、自分には選択肢がないと思いがちです。(私はそう思ってグチグチしてました)
「これはダメって言われるから」
「こんなことしたら、嫌がられるから」
「あの人の返事待ち。それまではどうなるかわからない」
でも、本当にそうでしょうか?
「現状の中でも、私には選択権がある。」そう思うと、見え方は違ってきます。
怒られるかもしれない中、私はどうしたい?
嫌われるかもしれない中、私はどうしたい?
返事待ちな今、私はどうしたい?
たしかに相手の決定や感情をコントロールすることはできないんだけど、それが私たちの選択肢や決定権を奪うわけではないのです。
「あの人の判断を待つ」それも選択。
告白したら「ちょっと考えさせて」と言われたり、上司が自分の企画を「やってみな」となかなか言ってくれなかったりする時、私たちは「決めてくれないと先に進めない」とモヤモヤします。
誰かの判断を待つもどかしさ。
でも、その時に待つという判断をしているのもまた、私たちなのです。
私たちは「待たされている」わけではない。あくまで待つと決めただけなのです。
私はよく、誰かに判断を委ねて待っていました。「私はこうしたいのに、誰かが待てって言うから」と、動かない理由を誰かのせいにしていました。
でも、本当はどうしたかったのかな?と振り返ると、自分一人でやってみて責任をとる勇気はでなかったから、上司に協力してほしくて待っていたとか
ただただ相手が好きだから、待つことにしたとか、
待つ理由がそこにはありました。
私は待たされていたんじゃない。待っていたのだとわかると、そこに不自由さはなくなります。私は、自分の意思で、待っていたのです。
いろんなことをできるようになった今、誰かの協力がすぐ得られなかったり、返事待ちの状態になったら、私は自分に問いかけます。
私、どうしたい?
待つ?待たない?やめる?やっちゃう?
現状が変わらなくても、私たちには選択権がある。待たない選択肢だって、ちゃんとあるのです。
私は自由なんだ。これを読んで、あなたはどんな感じがしますか?
現状で、あなたは何を選ぶ?
自分に選択権がなく、なんて不自由なんだ!と思う時、私はいつでも問いかけるようにしています。
この状況で、私、どうしたい???
ゆっくりできる場所で、冷静になって自分に聞いてみて下さい。
仕事の企画が通らなくて悲しかった。私、どうしたい?
(落ち込んで泣いてやけ酒するも自由。一度仕事のことを忘れて切り替えるも自由。次の企画に手をつけるも自由。有給使うのも自由。自分を評価してくれない仕事を辞めるのも自由。)
「ちょっと考えさせて」と言った彼が返事をくれない。私、どうしたい?
(待つも自由。待たずに気持ち切り替えるも自由。休みをとって長い旅に出てもいいし、友達と遊ぶのも自由。)
相手の気持ちをコントロールする以外は、私たちは自由です。何を選択しても良い。なので注意点としては、相手は関係ないということ。「フラれたけど、相手が付き合ってくれるまでアタックしちゃうぞ♡」というのは違います。
いろんな選択肢がある中で、あなたはどれを選びますか?ゆっくりゆっくり、考えてみてほしいです。
自分の中のたくさんの選択肢に気づくと、嬉しくなります。今日は、何しようかな!という気持ちになります。そんな気持ちを、読んでくださってるあなたにも感じてもらえたらいいなーと思っています。
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