一緒にいると苦しくなる人がいるあなたへ。手放しながら、つながり続ける(その2)
不思議と、アクセス数が高い「一緒にいると苦しくなる人がいるあなたへ。手放しながらつながり続ける」という記事がある。
アクセス数はとても高いのに、スキはつかない。多くの人はタイトルに惹かれて読みに来て、大した記事ではないと知り去っていくのかもしれない。笑
たしかに、読み返してみると長々とよくわからないことを書いている。とりあえず、私が言いたかったことは「人との関係を0か100かで決めなくて良い。関わり合うそのたびに、その時の気持ちで行動を決めたら良い」ということ。
一緒にいると、苦しくなる人が周りにいる。そういうことって、ある。なぜ苦しくなるかわかっていればまだ良い方で、なんだかわからないけど、苦しい場合だって多々ある。
お母さんは自分にとって大事な存在なはずなのに、一緒にいると苦しくなるなぁ…とか。恋人のことがとっても好きなんだけど、付き合ってからずっと苦しいなぁ…とか。幼馴染が…とか。同僚が…とか。
一時から、辛い人間関係からは距離を置くことを勧める本や動画などの情報が出てきた。私はこれらの情報がとても重要だと思うし、救われた人もたくさんいたのではないかと想像する。
ただ、「彼らから逃げろ」と言われても逃げることができない人もいる。人間関係って、そんなに簡単に整理できない。できる人はとっくにやっている。人と距離を置くことが難しい人にとっては、「逃げればいい」と言われても辛いのではないだろうか。
そこで、私は「手放しながらつながり続ける」と言いたくなった。
苦しくなる人とも、関係を持ち続けていい。関係はそのまま。でも、毎回選ぶ練習をする。「今日は一緒にいる?いない?」と選び続ける。今日は一緒にいないけど、明日は一緒にいるかもしれない。今回の選択は永遠ではないかもしれない。
でも、今日は一緒にいたくない。だから一緒にいないことを選ぶ。
一緒にいないことを選んだことを味わう。一緒にいないと、心が楽になるのかも。でもちょっぴりさみしいのかも。そんな気持ちを味わう。(もしかしたら二度と会いたくないことに気づくこともあるかもしれない)
前回の記事から2年が過ぎて、改めてそれを書いてみた。
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2023年のテーマは洒洒落落。物事にとらわれず、さっぱりと生きたい。そんなハマダのこだわりレスな記事はこちらに収めます。
ハマダユイ
ソーシャルワーカー11年目。大学教員をやりながら、相談室バオバブで個別相談を受けている。精神疾患にまつわる悩み事、家族のこと、人間関係のこと、仕事のこと…。いろんな人と一緒に作戦会議を開く毎日。
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