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Enjoy the things until YAMEPI

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2024年のテーマは、やめるまで楽しむこと。手放すことを恐れず、その瞬間までを楽しめばいい。そんなハマダのこだわり記事はこちらに収めます。
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#仕事について話そう

初めての就活は26歳、ハローワークだった

3月もそろそろ終わり。 今年は大学で働き始めたせいか、4月〜3月のサイクルをとても意識する年でした。就活で悩んでいた学生たちも、自分の進路を決めて、無事に卒業していきました。良かった良かった。 感慨深いので、これを機に自分の就活について振り返ろうと思います。 *** 私の就活は、2012年7月にハローワークに行ったところから始まりました。 その時の私はアメリカの大学院を卒業したばかりの26歳。一時期は働いてもいたけど、それは福祉と飲食とアニメショップのバイトのかけも

最近の兼業の様子

「結局、お仕事はどれが本業なんですか?」と聞かれたので、考えてみました。 現在の私の仕事は、①相談室バオバブ、②大学教員、③精神医療の権利擁護団体の事務局と、主に3つで構成されています。 それを、兼業という言葉を使って表現しているのですが(パラレルワーカーという表現もあるかもだけど、パラレルワーカーのソーシャルワーカーって文字数が多いかしらと思って)、辞書から言わせると、それは「本業がある」ということになるみたいなのです。 どれが本業か?と問われると難しい。 時間的に言

とりあえずの助言がピンチを救う

風邪をひきました。 喉は腫れているし、お腹もゴロゴロする。熱はないし食欲もあるので、お菓子をボリボリ食べながら(飲み込むのが痛いんだわ、これが)家の中でのんびりしています。 友人が「今は何もやるなってことだよ、寝てな!」と言ってくれて。なんだかそれが効いて、心安らかに過ごしています。 私たちは、つくづく「とりあえずの助言」なるものに助けられているな〜と思います。 以前、ソーシャルワーカーの先輩がこんな助言をしていました。鬱(うつ)でベッドから起きられなくなってしまった

「折り合い」に口を出さない、その2

過去にこんな記事を書いていて。 去年の1月6日は、修士論文の提出直前だったのですが、その時に思わず書いた記事です。 ソーシャルワーカーは、人の折り合いに触れやすい立場だなと思うのです。 自分が生きていくために、「本当はこうしたかった」と「現実」の間でゆっくりと折り合いをつけていく。 それは人間誰しもが行う作業なんだけど、障害があったり、環境的な困難があることによって、「本当はこうしたかった」に対して折り合いをつけることが多いと感じます。そして私たちは、そんな場面に立ち

いい印象はちょっと意識したらつくれる

本日は、後期の授業最終日でした。最後のおまけで学生に伝えた言葉はこちら。 相談は情報収集だという話は割愛しまして、「良い印象は道を拓くよう」の話を、noteでもう少し話したくなりました。 よく、「印象がいい」「頑張っている感じがする」「感じがいい」と言われます。 ええ、私の話です。ほんとなんです。信じてほしい。ちらりと会ったことある人は、感じてくださっているのではないでしょうか。そうでしょう?そうですよね(圧)。私をよく知っている人は、「時と場合によるけどな」と思ってい

一回で最大級のやくわりを果たしておわる相談がある。

昨日のnoteに書いたことなのですが。 「定期的に来てくれる方がもう十分いるので(まあいいや)」みたいな書き方をしたのですが、「定期的に来てくれる人が大事」という風に聞こえて誤解を生んだら嫌なのでもう少し書こうと思いました。 定期的に来てくれる人たちだけが大切なわけではないし、定期的に相談に来ることが大事だとも思っていません。 一回で終わる相談って、たくさんある 相談が一回で終わることって、たくさんあります。バオバブでもたくさんあるし、その他の場所でもたくさんあります

相談の口コミ(クチコミ)のはなし。

口コミって見ると、「ろこみ」って読んでしまう私です。今日はクチコミの話。 noteを毎日書き始めて、相談室バオバブには新規のお客さんがいつもより多い頻度でいらっしゃいました。ありがとうございます! いっぱい書けば誰かの目にとまる機会が増えるし、そしたら「この人と話してみようかな」と思ってもらえる。嬉しい循環です。 今回、「どんな風に聞いてもらえるのかわからなかったので、いろいろ調べるのに時間がかかってしまいました」とニコニコおっしゃった方がいました。 みたいに言ってい

実家に帰らなくても愛はあるのか問題

もう過ぎてしまいましたが、年末になると「実家に帰らなくてもいいのですよ」と誰かに言っている気がします。 「年末は田舎に帰省するんだ〜るんるん」という人には言いません。 実家は居心地があまり良くなくて…とか。両親とは会いたいけど親戚の集まりはちょっと…とか。結婚の話をあれこれ聞かれるから嫌だな…とか。家族の誰かが絶対喧嘩するから、その中で年越しはうんざり…とか。 そんなお話になった時に、「帰らなくてもいいのですよ」とお伝えしています。 お前が決めていいのか!という感じが