課題に立ち向かう
以前、アドラー心理学の本で『神経症を、課題に立ち向かわない口実にする』というようなことを読んだ。
人生の課題から逃げるために神経症になる、と。
それならば神経症の目的を知る、つまり自分が逃げている課題を知ることが解決の糸口になるのではないかと思った。
自分が神経症かどうかは診断を受けてないからわからない。ただ、神経症的な症状はある。
もし症状が治ったら何がしたいか?これが逃げてる課題を見つける簡単な質問なんだとか。
もし治ったら…
子育てを立て直したい。いろんな場所に連れて行ってあげたいし、いろんな経験をさせてあげたい。
旅行へ行きたい。
お酒を飲みたい。
好きな人と美味しいものを食べたい。
好きなアーティストのライブに行きたい。
これらはすべて今、具合が悪くなること。
でも深堀して、しんどくなるのはやっぱり子育てのことかな。
他のことはできなくても後悔はしない。
悩んでいるうちに手遅れになって子供たち巣立ってしまいそう。
言い訳したくないな。
当時は病んでたからって。
親にそんなこと言われたって子供からしたらいい迷惑だもんね。
一番怖いのは子供も同じようなつらさを抱えてほしくないな。
だから課題から逃げないで向き合いたい。
子育てAIとかで、「実知さんのお子さんは〇〇が不足しています!」とか「〇〇は十分育っています!」とか教えてくれれば楽なのにって思ったり。
でもみんなちがって、みんないい。
凸と凹があるから、他の人とピースがはまる。
凸は凹を埋めてあげられるし、凹は凸を受け入れられるし。
ちがうから、それがいい。
課題と向き合うことで、私の凹も何かの役に立つ日が来るかもしれない。
意外に凸だったりするかもしれない。
課題は逃げ回っているうちに、なんだかとっても大きなバケモノみたいになってしまったのかもしれない。そう作り上げてしまったのかもしれない。幻想なのに、そろそろ気づかないと。
さっさと立ち向かい、退治して健康な心と体を取り戻したい。
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