眠って休んで、地に足がついた
正常だった精神が悲鳴をあげた頃、足元がなくなるような感覚があった。それまで自分が立っていたはずの地面が、ガタガタと音をたてて?あるいは砂時計の砂のようにあれよあれよと無くなった。浮いているのか沈んでいるのかもわからないし、とにかく足元がおぼつかない。心の不安定さはまさにそんな様子だった。
最近はすっかりよくなっていたのだけど、予告もなしに暗雲が立ち込めることもある。
でも、深く落ちていくことはない。
ただ、今回は泥沼を歩いているようだった。下を向いてばかりでは足をとられたま