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ADHD細々日記(ハマっていること・睡眠障害)

私、最近はもっぱら小説作りにハマっている。
私には何人かの好きな小説家がおり、最近何冊か読んだことで「私も文章を書きたい!」と思うようになったのだ。
原稿用紙にすれば平均2枚半といったところだが、いくつかいいねやコメントをいただいてとても嬉しかった。
私が今書いている小説の題材は「睡眠障害」に関するものが多く、当事者の方や関係者の方にウケているのだと思う。

なぜ私が睡眠障害にこだわるのかというと、実は私自身睡眠障害で睡眠薬を飲まなければ眠れないのだ。
最近のことだ。私の飲む睡眠薬は副作用として食欲の増加を伴い、今年に入ってすでに体重が7キロほど増えていた。
女性として体重の7キロ増加はあまりにショックだった。
そもそも今まで生きてきた中で「太る」という経験のなかった私は一体どうやって「痩せる」のかの検討もつかなかった。
「睡眠薬を飲まなければ副作用も抑えられるはず」私はそう思った。
実は少し前から「もう睡眠薬を飲まなくても自然と眠れるのではないか?」と心の隅で期待していた。

期待は大外れ。布団の中で朝方まで目を瞑ってひたすら寝返りを打っていた。
もう限界だと思い睡眠薬を飲み、その日は眠りについた。
やはり自分はまだ睡眠薬を飲まなければ眠れないのだと思い知った。
それは体重とは関係なく、また違う形で私を傷つけた。
もしかしたら私は無意識のうちにその事を誰かに知ってほしかったのかもしれない。

「私は眠れないでいる」

誰か、誰でもいいから知っていてほしい。
それは幼少期から不眠症だった私の願望だ。
ただ、不眠症が私に与えたのは孤独のみではない。絵を描くこと、漫画を書くこと、小説を書くこと。不眠症は私に様々な個性を与えてくれたと今では思える。
今晩もまた私は睡眠薬を飲んで眠るだろう。
明日も明後日も、明明後日は飲まなくても眠れるかも。そんな淡い期待をそっと抱いてベッドに潜り込むのだ。

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