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多幸感的音百選⑨ 〜The Chemical Brothers - Star Guitar~

9回目の今回は、誰もが知っているであろう世界的に有名なアーティストです。

前回はこちら↓


The Chemical Brothers - Star Guitar

The Chemical Brothersの2002年のアルバム、「Come With Us」に収録されているこの曲。実は僕はこのアルバム自体はそんなに聴き込んでいないというのが正直なところである。
僕が知ったのは2005年の次作「Push The Button」が出たタイミングぐらいだったと思う。当時僕は代官山にあったセレクトショップで働いており、出勤日は日夜新しいカルチャーを受け取れる環境で刺激を受けていた。そのショップで流していた映像ディレクターミシェル・ゴンドリーの作品群を納めたDVDで知ったのを覚えている。PV(MV)の映像がわずか1回しか見ていないのに、脳裏に焼き付いたのだ。焼き付いたのは確かなのだが、その時はただ「列車の窓からの風景が流れているだけの映像、だけどなんか面白い」と記憶していただけではあった。当時の僕はまだ四つ打ちの素晴らしさに目覚めいなかったからかもしれない。
で、今回この文章を書くにあたって、映像見て観たら。。。「めちゃくちゃ音と映像シンクロしてるやん!!」と、数十年の時をえてなお感動してしまった。知ってる人からすれば、今気付いたんかい!って話なんだけど、感性が鈍くてすいません。繰り返される映像、リズムと風景に移るものが連動している様は中毒性が高いと実感。※詳しくかつ魅力的な文章はこちらの記事をぜひ参照ください。
肝心の音の方はと言うと、僕自身は知った当時はそこまでハマらずだったのだが、その後ケミカルのアルバムをずっと追っていくことと、四つ打ちにどっぷりとハマっていくことで、ケミカルの曲の中でも好きな曲の一つになったわけである。僕の中ではケミカルの中では比較的ミニマルな曲であり、他のダイナミックなもの違った多幸感を感じる曲という印象。とにかく好きなのだ。
是非映像と共に見ていただくことをオススメしたい。

余談ではあるが、2019年のフジロックにてこの曲が流れた時、周りの観客があまり盛り上がってなかったのは世代交代を感じたのと、とても寂しかった思い出。僕だけフォーってなって、あれ?ってなって、即ストーリーに上げてしまった。14年も前の曲であればそうなるのも仕方ないのか。。。まあ他の曲がダイナミックに盛り上がれ過ぎるからな!

ということで今回は少し長めになりましたが、この辺で。


紹介した曲のプレイリストはこちら↓


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