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こんなお店が欲しかった!イタリアンベースのご近所酒場〜「oval(オーバル)一番町酒場」

富山のワイン好きには有名で、惜しまれつつもその歴史の幕を閉じたワインバー「VINI Racconto(ヴィニ・ラコント)」。

ワイン会をはじめあらゆるシーンで私も使わせていただいたのですが、このご時世で最後に顔を出せなかったのが心残りでした。

悲しいお知らせのあとには嬉しいお知らせもあるもので、なんとラコントのシェフが独立してお店を出すという情報が。しかもわが家の近所で。

これは行くしかないでしょう。

オープンは7月半ばでしたが、ちょっと落ち着いただろう8月に入ってからお伺いしました。

スキップ3分で行ける距離って嬉しいわ〜。

ありました「oval一番町酒場」。
白を基調としたガラス張りのお店で、明るく入りやすい雰囲気。

一生懸命仕込むシェフの後姿を見つつ、カウンターに着席。

奥には中庭を臨む席もあったり、ちょっと奥に入ったテーブルがあったりといろんなシーンで使い分けできそうですね。

さてさて、まずはのどを潤しましょ。この日も例にもれず暑かったので、まずはビールで乾杯。

どうぞとまず出されたのはふっかふかの自家製パン。これだけでも飲めそう。

グラスワインを頼みつつ、前菜はおまかせで。

柑橘の風味が効いた鮮魚のカルパッチョにパテカン、生ハムに自家製ハム。王道のメニューは間違いなし。

とうもろこしのキッシュ。クリーミーかつチーズが香るやわらかいキッシュはかなり好み。パンとキッシュでもう無限ループのように食べれるし、ワインがすすみます。

お肉といきたいところだけど、今日はパスタモードだったので、シェフにおすすめを聞いたら出てきたのがこれ。

ペペロンチーノ。これ某朝ドラでもやっていたけれど、シンプルだからこそシェフの力量がそのまま反映されるというある意味怖いメニューだとは思うのですが、これを出してくるのがさすがです。うん、にんにくたっぷりで普通に美味しい。

ナチュールワインもあり、最後はカウンターにいた方々で乾杯しました。

               ◇

総じて雰囲気もよく、料理もお酒もその日の気分でチョイスが可能だし、結構使い勝手がいいな、というのが印象。

ちょっと気になったのが、シェフが毎日ビールを飲みながら仕事をしているという噂。実際その日も飲んでたんですけどね。

「一番町酒場って、実はシェフのための酒場、っていう意味なんじゃないの」

とツッコんだらシェフ、ニヤリと悪い顔。

そんな飲んだくれ(?)シェフはおりますが、街中の貴重な新店、これからも時々チェックしに行こうかと思います。

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