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海外留学は白紙にしました

薬剤師 × 英語大好き はるか
離島暮らしのクリエイター まきこ
道を外れた薬剤師2人が送り合う
はるまき交換日記。

今日ははるかがお届けします。

1.まきこ日記を読んで

まきこの変化が目まぐるしくて
日記をもらうたびに驚きがいっぱい!

まきこが決めたことはやっぱりかっこいいって思っちゃう。応援したい。

そして、私の理想の生き方をしている先輩が、イキイキしている姿を近くで見せてくれて、とっても幸せ。


正解か正解じゃないかではなく
選んだ道をステキな道にして行くのが
「私たちらしさ」だよね。

次に奈留島に遊びに行った時
まきこの新たな軸がどうなっているのか
何に喜びや幸せを感じるのか
その景色を見せてもらうの
とっても楽しみにしているよ。



働き方や暮らし方がまた変化して
人と自分と、対話が増えそうな今年の目標は

「受け容れる」

世界のありのままを受け容れる
人のありのままを受け容れる
自分のありのままも受け容れる

思ったとおりにいかない時にも
嘆いたり諦めるのではなくて、いったん受け容れる
その上で、今できることを考える。

前回のまきこ日記より


はるかの2023年の目標は
「限界を決めない」


今年は
住むところ・働くところ・働き方
全て変えようと思っている。

フィリピン留学から帰って来た2019年12月。
そのままコロナ禍に突入。
今の薬局で働きだして、ほとんど家と職場の往復だけ。

人と会う機会
どこかに出かける機会
新しいことを始める気持ち。
今まであった好奇心に
知らず知らずのうちに蓋をしていたみたい。

そんな私は、私らしくないな。
今年は、体験・挑戦をやめない1年にしたいと思っています。



2.海外留学は白紙にしました

「体験・挑戦をやめない」って言った後に、この話(笑)

いやいや、ちゃんと理由があるんです!


日本もウィズコロナへの舵を切り始めた2022年後半。
日本と海外の行き来に制限はなくなると確信を持った。
2023年前半、今働いている薬局を退職して、カナダ留学に行くと決めた。

2023年に入り、さっそく海外留学の準備を始めた。

取得するビザの種類
現地で通う学校
留学斡旋してくれるエージェントさんとのやり取り。
とにかく手を動かした。

だけど、気持ちが高まらない。
頭では「やらなきゃ!」って分かってるのに。
……何で? 理由が分からなかった。


できない時は、やらなくていいや。
そう決めて日常生活を送っていた約1ヶ月後、その理由にやっと気づいた。

私は目の前にある、解決すべき課題を全て無視して、海外留学に逃げようとしているって。


自分の人生に課題があるならば
その課題を解決しない限り
場所が変わっても人が変わっても
また形を変えてやって来るよね。

私は薬局で気づいている問題点から目を背け
「海外留学に行くから、あと少しガマンすれば良い」
「退職する直前までに、できることをやればいい」
正面からぶつかりに行くことから逃げていた。


今までいろいろな職場で働いて来たけど
「同僚に自分の気持ちを伝えられない」
「人に良い顔をし、自分が全ての重荷を抱えてしまう」
「人のことを注意できない」
っていう課題に、私はいつもぶつかる。

もう同じことで悩むのはイヤなんだ。

今の薬局には意地の悪い人がいない。
自分を変える、課題をクリアにする、ラストチャンスじゃない?
今の職場で向き合わない限り
私は晴れ晴れした気持ちで
次のステップに進めないんじゃない?


「退職はする。でも課題解決も必ずやり遂げる。」
そう決意が固まったら
何だか人に嫌われることが怖くなくなって
自分の気持ちをハッキリ伝えられるようになったんだ。

少し前からなんだけど
話し合いを頻繁にするようになった。
問題が起きたら原因に向き合うようになった。
自分はどうしてほしいかを人に伝えるようになった。
そして、それを周りも受け入れてくれるようになった。

特に、上司である管理薬剤師の考え方が、変わってきているように感じる。

この辺りの話をすると、日記がすごい文量になりそうなので、次の日記でお話するね。


どこまでできたらゴールなのか、まだ全然分からない。

でも「この薬局でまた働きたいな」
そう思える薬局にすることが私の目標。

今までの自分からは想像できないくらい
心の深いところにある思いを同僚に口にできるようになったので
きっと「満足した!やり遂げた!」って思える日が来ると思う。

そうなった時に、今の薬局を退職することになるんだろうなって思ってるよ。


3.広島でカーリング漬けの日々を送りたい

今の薬局で課題に向き合うと決めたことで
自分と海外留学との間に距離が生まれた感じがした。

そしたら、そのスキマにすっと入り込んできた存在がいてね(笑)

それらには以前からトキメキを感じていたんだけど
海外留学が終わってからやろうと思っていた。
その思いにムリヤリ蓋をしていたんだろうね。
何かこじ開けて来るの(笑)

でも、薬局で課題に真摯に向き合っているんだから、
トキメキたちにも真摯に向き合うことに決めたんだ。


今の薬局→海外留学、連続して行かなくていいもんね。
今の薬局を退職した後、どこか別の道を経由して、それから海外留学に行ったって、何の問題もないもの。



スキマに上手に入ってきた1つ目のモノは、カーリング。
薬剤師として働きながら、カーリング漬けの日々を送りたいと思い、実家から1番近いカーリング場がある広島への移住を考え始めました。


結論を言っちゃうと、この案はなくなりました(笑)
でも、1ヶ月前はかなり気持ちが盛り上がっていて、一時は進路第1位にまでランクインしていたことだったので、紹介だけしておくね。


平昌オリンピックからハマったカーリング。
テレビ中継があると必ず見るくらい大好きで、その思いはだんだん、プレーしたいという気持ちに発展。

先日ついに、薬局のお仕事が終わって、そのまま新幹線に飛び乗り、広島のカーリング教室に参加して来ました。
しかも2回も行って来たんだよ(笑)
この行動力は、自分でも褒めてあげたい(笑)


すごく楽しかった!
そして、もっと上手になりたいと思った。
カーリング精神の強い選手の皆さんは本当に優しくて、勝負ごとなのに暖かい空気がずっと流れていた。

カーリングは私の大切な趣味の一つ。
私の生活を豊かにしてくれるパートナーになってくれる。
だから、これからも、何かしらの形で続けていきたい。

でもそれは、広島にこだわらなくても、何歳になっても、また今と同じ熱量で始められるって確信した。
留学先として考えているカナダはカーリング大国だから、カナダでカーリング教室に通うこともできるとも思った。

体験したことで、何かストンと腑に落ち、今回はこれで目的達成。

という理由で
1つめの進路・広島移住説はなくなりました。


「そんなの行かなくても分かるでしょ」
今となってはそう思うんだけど、
長年の熱い思いは、進路の1つに名乗りをあげちゃうほどに膨れ上がって来ていた。

コロナ禍で自分の思いをどれだけ制限していたか、よく分かったよ。


広島は親元から近くて
自分の好きなものがたくさん集まった場所だから
(カーリング・外国人が多い)
将来の移住先にはなるかもしれないけど
2023年に広島に住むことはなくなりました。


4.奈留島で生活したい

今日のメインはこの話(笑)

この日記を書いている2日前、急にまきこにLINEを送らせてもらいました。
「2週間後に奈留島に行きます」


いや、ビックリさせたよね。
でもそこから、一緒にスケジュールを組んでくれてありがとう!

まきこに少しだけしかお話できていないので
LINEを送るに至った経緯をここでお話するね。


私が奈留島に出発する予定日は4/7(金)。
本当はこの日、広島に3度目のカーリング教室に行く予定だったの。
だけど「3.広島でカーリング漬けの日々を送りたい」で書いた通り、既に目的が達成されたから、今回は2回で終了でOK。

もう一つ悩んでいる進路に向き合う時が来たと思った。

それが「奈留島で生活したい」っていう思いなんだ。



私が感じた奈留島の魅力は、前回の日記で話した通り。

私の心を熱くした奈留島。
常に愛を持って接してくれる奈留島の人々。
自分の存在が特別だと思える奈留島での日々。
そこで生活しながら
自分が本当にしたいこと・進みたい道は何なのか、考える時間にしたいなって思った。

でも実際、奈留島で生活すると言っても
収入ゼロで生活するのは心もとないし
労働がイヤになったわけでも、薬剤師がイヤになったわけでもないし
将来海外留学には行く予定だから
奈留島で生活する分は奈留島で稼ぎたいと思っています。

そこで、私が現段階でできる唯一の仕事、薬剤師として働きながら、奈留島生活を送ろうと思うようになった。


奈留島での私の理想的な過ごし方は
週3日、薬剤師として働かせていただいて
週2日、体を休めて
残りの2日、次のステップを考える時間にするというもの。

今は実家で生活しているからという理由もあるんだけど
正社員として働いているお給料の半分は貯金に回っているので
奈留島では正社員で働かなくても生活できるのでは?と思っています。


もちろん
今働いている薬局に勤めたまま、正社員からパートに働き方を変えて週3で働くことも考えてみたんだけど
薬剤師として働く日数が減るというだけで
何も変わらないと思う。

なにより私には、“まきこ”という、理想的な生き方をしている友人がいる。
そして、まきこを変えたきっかけの一つに、奈留島の存在がある。
住んでみたくなっちゃうよね。
(なんだその理由笑)

私にはまだ奈留島に関するデータが少ないから
今回またお邪魔させてもらいたい気持ちになったというわけなのです。



今回の奈留島滞在の目的は
「島での生活(住む・働く・食べる)が自分にできるのか」
「移住してきた方とたくさん話をする」
です。

まきこのおかげで、これらの目的はかなり達成できそう。


実際に奈留薬局を見学させてもらえることになった。
住むであろう家も見せてもらえることになった。
島の人と交流する機会も作ってもらえた。
楽しみすぎる。


奈留島で生活する自分が見えるかどうか
その生活が実り多きものになるかどうか
貴重な機会をもらったので
しっかり肌で感じたいと思います。


そしてもちろん、まきこに久々に会えるのも楽しみだよー!
たくさん話そうね!!


5.海外留学はいつにするの?

職場で目の前に見えている課題がたくさん。
全て「海外留学に行くから、あと少しガマンする」と、逃げていた私。
でも「退職する」という決意をすると、
自然と課題に真剣に向き合おうと思えるようになった。
さらに、海外留学以外にも進みたい道ができた。

自分の気持ちに正直に生き
目の前の課題を1つずつクリアして行くと
いつかは海外留学に行く日が来ると思う。

でもそれはたぶん、今ではないんだろうな。


海外に行くことを焦っていた理由は、年齢のこと・結婚のこと・出産のこと。
いつまでもフラフラしていないで、やりたいことをさっさと終わらせて、早く結婚に気持ちが向くようにしないと!って焦ってた。

だけど今では、全てが「タイミング」が決めてくれると思えるようになった。


今回の奈留島滞在。あっという間に全てが整ったんだよね。

たった2日間で
有給が取れて、交通・宿泊も予約できて、奈留薬局・奈留島の賃貸物件の見学をさせてもらえる段取りがついて(これはまきこのお陰)、

何かに導かれるように、何のストレスもなくすべてが決まった。
タイミングが全てを後押ししてくれたと思った。



2023年の目標は「限界を決めない」

自分にできないことは何一つないって信じ
自分の肌で体験することを繰り返し
「あぁ幸せだな。満たされてるな。これに出会うために生まれて来たんだな。」そう感じる生き方は何だろう?
見つけたいなって思っています。



まきこに会えるのをとっても楽しみにしながら
はるかの日記を終わります。

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