僕を突き動かすのは説明しがたい愛情だ。全力で自転車を漕ぎ風の中を駆け抜けるこの体は、これからどうなろうと知ったことではない。君の返事が求めているものとは違ったとしても、この期待や希望の感情は後悔を寄せ付けない。今でも笑えるよ。君を前にするとひどく臆病になってしまったあの時の僕を。

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