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世田谷の自宅売却<2>

不動産売買の仕組み

不動産を検索する時に、多くの人が目にするSUUMOやat HOMEなどは、不動産ポータルといって、不動産屋が集まっているところです。
売りたい人が不動産屋に依頼すると、不動産屋はその物件を、自社のHPやSUUMOなどのポータルに掲載します。
そして買いたい人は、そういったウェブサイトを見て連絡するわけですが、それが必ずしも、売りに出した不動産屋ではありません。

どういうことかというと、私達には見えないところで、不動産共有システム(レインズREINS)があって、売りたい人→売りたい不動産屋→REINS→売りに出したい不動産屋→買いたい人
となっています。

売り主と契約した不動産屋は、その不動産が売れた場合、手数料を売り主からもらいます。
売りに出した不動産屋は、買い主から手数料をもらいます。
両方とも同じ不動産屋であれば、売り主、買い主両方から手数料を受け取ることができます。

ただ、全国津々浦々まで自社で営業できないし、効率が悪いので、ふつうはREINSというシステムを使います。

SUUMOへ仮公開

2021年2月末
SUUMOは何回も見ていましたが、上手な写真を掲載している物件があまりないので、せっかくの自宅写真はちゃんと写したいと思い、自分で自宅内の写真を撮りました。

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当然、広く見えるように広角使用です。
買ったばかりのiPadのカメラがいいので、いい写真が撮れます。

これらの写真を使い、SUUMOとat HOMEに掲載しました。
そして毎週報告がある、アクセス状況や関心度合い(お気に入りに何人が保存したかなど)を見て、金額を調整したり、写真を入れ替えたりしようということになります。

スクリーンショット 2021-11-21 14.24.30

↑SUUMOの画面(イメージ)

この掲載は、まだ仮公開です。
仮公開というのはREINSにはまだ出していないので、A社の独占情報ということになります。

なぜREINSに出さないか?
接道問題が解決されてないからです。
また、直近の土地測量もまだです。
これらが解決しないとREINSには出せません。

REINSに出す前に決まってしまえば、A社が売り主である私と、買い主両方から手数料を受け取ることができます。

仮公開の反応

2021年3月8日
3月2日 公開して1週間。状況は下の写真の通り。

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早くも3件のお気に入り登録があり、PV数も平均をかなり大きく上回っています。
幸先いいようです。

内見

2021年3月20日
さっそく、内見の希望があり、室内を案内しました。
大人数家族とのことでしたが、それでも7LDKは広すぎるくらい・・
まだ、数件の内見が予定されていて、ほかも見て比べたい、価格を下げてほしい、などの要求があったとのこと。

不動産市況はまだ「ご売却物件」が少ないという事らしく、サイトでのアクセスは平均以上らしい。

2021年3月22日
A社へ2件めの内見希望があったとのこと。
海外に長期出張されている方の奥様から、「主人が帰ってきたら内見しに行きたい」ということです。

2021年4月19日
成城学園に住んでいる会社社長が内見に来らました。
しかし、クルマ2台を駐車したいとのことで見送り。残念。

接道問題

隣家との接道問題を解決しなければなりません。
現状では、問題ありの土地ということで、価値が半減してしまいます。
その解決方法は、私道を広げるしかなく、下の図面のピンク部分の隣家へ約20cmx9.2m(1.84㎡)の土地を売っていただけるよう、お願いしに行くしかありません。

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内見を続けている間に、お隣へお願いしに行かなければなりません。
普段からおはようございます程度の挨拶はしている仲ですが、うまく進めるために、意識して挨拶や世間話をするように心がけます。

そして、Xさんと、手土産持ってお隣へ行ってきました。

つづく

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