キャラクターとライセンス <13>海外ライセンス展示会
前回の続きです。
海外のライセンス関連展示会についてです。
世界中に日本と同じようにライセンスの展示会があります。
世界で最も大きなものは、米国ラスベガスのマンダレイ・ベイ・ホテル(銃乱射事件があったホテルですよ)のコンベンションルームで行われる「Licensing EXPO LasVegas」というもの。
世界中からライセンサーが集まり、毎年6月ころに広大なホテルの会場で催されます。この、Licensing EXPOは世界中で行われていて、ロンドン、東京、上海、香港。
ラスベガスのライセンスショーには、世界的に有名なゲーム会社や、映画会社、ブランドのライセンサー、そしてもちろんキャラクターのライセンサー、世界中のエージェントが出展しています。
世界中から来場者が来るということで、大企業はそれに合わせて同じホテルのコンベンションルームでキーノートを発表しています。
ラスベガスでやるということで、展示会への海外出張も多く、夜はもちろんカジノですね〜。会社の経費でラスベガスへ行ける〜(笑)
↑出展しているWWEのブース
また、香港では、アジアで最大のライセンスショーがあります。
「香港国際ライセンシングショー」。
中国本土の大きなエージェントや、その他の東アジアのエージェント、香港ベースのコンテンツホルダーなどが出展しています。
やはり2020年は中止になりました。
この香港のショーには日本から数社まとまって出展しており、CBLA(キャラクター・ブランド・ライセンス協会)がアレンジしてくれています。国の助成金の取りまとめや通訳、日本からの機材の配送など、パッケージ化しているので、安心して低額で出展でき、ジャパンブース群に参加できます。
香港のライセンシングショーへの出張も、マカオ経由ということが可能なので、マカオで1〜2泊すると、いろいろ楽しく充実したものになります(笑)
香港への視察にはやはりJETROの助成制度が使える場合があり、条件をクリアするとホテル代や旅費が安くなります。これは条件など事前に確認しておいたほうがいいでしょう。
早く通常のコンベンションになることを祈りながらつづく
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