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11/18 死ぬまでにやりたいこと〜①京都に行きたい。〜

 キリ良く100個程あげたいが、実際にそんなには無いと思われる。ただ、死を実感したということから考えているのが表題の件である。

京都に行きたい。

 これまで行ったことがないのか?と問われればNoではある。今まで覚えているだけで5〜6回は訪れている。

 ではそれで満足したのではないのか?と、問われればこれまたNoという答えが出てしまう。

 何度行っても良いところは良い。

 気に入った漫画や、動画を何度も見返してしまうかのように、京都に於いても何度行っても飽きが来ない。

 ということで昨日両親を連れて京都に行ってきた。

 まず最初に訪れたのが東福寺(トウフクジ)。

 ここに行ったのは回廊から見る紅葉の姿が滅茶苦茶美しいと定評があるからだ。旅行雑誌や、テレビで紹介されている度に目を輝かせていたものだが、やはり自分の目で見るに限る。

 天気は幸いにも晴れてくれたおかげで葉の色はある程度鮮やかにはなってくれたが、やや物足りない感じは否めない。

 というのも、どうも今年の夏が暑すぎたことで葉が日焼けしてしまっているとのことで、天気やら時期に関わらず例年通りの色が出ないということだった。

 残念ではあるが紅葉ばかりが目当てではないので、落胆具合はそうでもない。建築物を見るのも好きなので、この臥雲橋(ガウンキョウ)という回廊とか最高過ぎだった。

 2件目に訪れたのが南禅寺(ナンゼンジ)。

 ここも約10年程前に訪れたことがあるのだが、当時は人気が少ない場所だった記憶なのだが、この日は沢山の観光客がいて驚いた。

 映え、というものが目当てになっているのだろう。若い女性が大量に陣取っていて雰囲気が賑々しい。

 好ましくはないが、広く捉えるのなら僕も同類なのでなにも言えない。同族嫌悪ってあるんやな。

 南禅寺といえばと問われれば写真の水路閣だ。

 この古びたレンガの退廃的な雰囲気が好きで当時もこれを目当てに訪れたものだ。京都駅のような近代的な建造物も勿論好きなのだが、もっと好きなのが滅びゆく存在だ。

 見ていて惚れ惚れしてしまう。

 昼食は湯豆腐を食べた。メニューは1種で写真の御膳(2,500円)と強気ではあるがやはり美味しい。

 味も優しい上に味も素晴らしく、更に言うなら栄養価の観点からも非常にグッドである。運転しているものの、先の東福寺含め結構歩数を稼いでるだけにタンパク質を補給したいところだった。

 塩分もあまり含まれていないようで、難病持ちの僕としては嬉しいものだ。

 3件目として訪れたのが平等院鳳凰堂(ビョウドウインホウオウドウ)。

 10円玉硬貨に刻まれている仏閣である。

 ここも3〜4年前に訪れているのだがその美しい様相からまた行きたいと考えていた場所だ。

 ただ、時間的にギリギリとなっており閉館30分前に滑り込みで入ったので、かなり忙しなく走り回ることとなってしまった。

 実を言うと2件目南禅寺の後に二条城に行く予定だったのだが、受付終了と同時に到着するというミラクルめいたことを起こし、ギリギリ入れなかったという経緯があったからだ。

 それさえ無ければもう少し時間に余裕が出来ていたのだが、京都訪れる際には閉館時間、受付時間というものをもっと調べておくべきだと思った。

 あと自動車で訪れる際には駐車料金をリサーチしておくことをオススメする。南禅寺なんて15分400円というとんでも設定で、昼食含め2時間滞在したことで3,200円と恐ろしい料金が表示されて目ん玉が飛び出そうになった。

 でも総合的に見て良い旅となった。

 また来月も行きたいくらいだ。

 金閣寺、銀閣寺、伏見稲荷とか行きたいなぁ。行ったことあるけど………それでも足を向けたくなる。

 魅力的な場所だと再認識。

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