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12/1 ハートマークを集める
仕事の話。
決して恋愛的な意味ではない。
部署内のチャットというものがあり、LINEのようなやり取りが出来るようになっているのだが、コメントを残すことも出来るしそれに対する絵文字のようなものを出すことも出来るようになっている。
その絵文字はお辞儀していたり、親指を立てたグッドマークだったり笑顔だったり色々とあるのですが、そんな中に存在しているのがハートマークである。
僕は最近それを貰えることをより意識するようにしている。
オモチャの缶詰が貰えるチョコボールじゃあるまいし、そうしようとしたところでなんの意味も持たないので、完全な自己満足の世界だ。
ただ、部署内の皆には日頃助けて貰っている訳で、心ばかりのお返しをしたいという意図がある。
とは言え、僕にそんな甲斐性は無いのでなにかしらのプレゼントすることは出来っこない。ということでそのお返しはささやかなる仕事で、という形となる。
絵文字についてはそうネガティブなものはないので、なんでも貰えるだけで心が満たされる気はするのだが、やはりハートマークだ。
ハートマークだけは別格である。
オジサンが一体なにを言っているんだという話で、これを書いていて我ながら気色悪くなるのだが仕方が無い。
しかもハートマークにしてもオジサンから貰うことはそう無いし、やはり気色悪さを覚えるのだからこれも自己満足なのだから仕方が無い。
女性陣からいただけるというのが一番しっくり来るが、これについてもなにかを期待する程の恋愛脳は持ち合わせていないから大丈夫である。
ただ嬉しいだけ。
本当に本当にそれだけ。
この歳になって、且つ病気まで持っていてそんな余計なことを考える余裕は無い。
仕事はしんどいし、誰かのヘルプに対して首を突っ込むことになるのでより一層それが増すことになるのだが、その結果がハートマークとなるだけでなんとなく良かったと報われた気がするのだ。
しんどい仕事の中にもささやかな光明を見る。
これで1日生きていける気がするね。
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