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「また、ニムカー」〜スタバにて

 休日朝のルーティンは「スタバでnoteの下書き」である。そんな場所でmacbookを広げている自分の姿を客観視すると「いかにもなドヤ顔感」があるはずだが、ま、本人が気にするほど世間サマはこんなおやぢに注目していない。

 夏場の定番はアイスのスターバックスラテ。氷少なめ、ミルク多めで、サイズはトールかグランデだ。

 先日受け取ったカップのステッカーに、なにやら手書きの書き込みがあった。そういえばスタバは「スタッフさんがコミュニケーションをとってくれることがある」という都市伝説?があったことを思い出す。

謎の「ニムカー」

 「また、ニムカー」と読める。「ニムカー」とは、何だ?聞いたことがない言葉だ。

 「そうか、きっとこれは作業してくれたスタッフさんの名前なのだ。いよいよワシも“常連さん認定”をしていただいて、『いつものようにきょうも、私、ニムカーが対応しましたよ♪』と伝えてくれたのだな。どの女の子かな?」と考えた。それにしても「ニムカー」とは不思議なニックネームである。

 しばらくして、誤りに気がついた。

 「ニムカー」ではない。下手クソなひらがなで「また、こんかー」なのだ。しかも手書きではなく、印刷だ。常連さん認定でもなかった。

 手書き風ステッカーで「スタッフがひとりひとりのお客さんに丁寧に接しています」という“擬似ストーリー”を演出しているのか。「こんなつまらん日本語を、こんな読みにくい手書き風フォントで印刷するなよっ!」と腹立たしくなった。

 けっして、おじさんが僻んでいるわけではない。
(22/8/17)

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