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世界が変わる予感

 ことしは世界で主要な選挙が続く「選挙イヤー」なのだそうだ。

 台湾総統選、インド総選挙、ロシア大統領選、アメリカ大統領選…。イギリスとフランスでも議会が解散して総選挙になったし、日本では自民党の総裁選がある。

 アメリカでは、11月の選挙を前に民主・共和の候補者が確定的なバイデン大統領とトランプ前大統領のテレビ討論会が早くも行われた。バイデンのヨボヨボぶりが露呈して、にわかに「候補を降りるべきだ」との声が高まってきた。


 私は討論会は断片的にしか見ていないが、よっぽどの出来栄えだったのだろう。交代論も「ここにきていまさらかよ」と思うが、清新な候補者がドカンと出てくれば、逆に後出しジャンケン効果になるのか。どうも民主党にそんな「隠し玉」はないらしいが、オバマ元大統領夫人のミシェルさんへの待望論はどうなったのかな?
 
 フランス下院選挙では6月30日の1回目の投票で極右の国民連合が第一党になる勢いであると伝えられた。


過半数を獲得した候補者がいない選挙区では7日に決選投票になる、ということなのでこのまま確定ではないが、まさか、という感じ。

 何が起きているのか。50年後100年後には、2016年のトランプ旋風以降の動きは格好の政治学の対象として「あの頃が転換点だった」と思われるのかもしれない。
(24/7/1)

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