子指でドスを握る
朝のジョギングはきょうで5日連続になった。けさも冷たい風が強かったがしっかり完遂できて、身体も軽い。
ジョギング中は腕を後方へ振ること、骨盤を立てた前傾姿勢、丹田に力を入れること、手を軽く握ることなどをこころがけている。
手を握るにもコツがある。
あまりギューッと握りしめると肩に力が入って疲れるばかりなので、そこはフワッとした感じにする。しかしぼんやりしているとダラリとほどけてきてしまうので、小指だけはしっかり力を入れる。そうすると拳は形を保ってくれるのだ。
そういえば、不始末をしたヤクザが小指を詰める理由についてこんな話を聞いた。
諸説あるようだが「小指が欠損しているとドス(短刀)を刺す際に力が抜けてしまうため恭順を示す意味になる」というのだ。
なるほどなあ、確かに小指を握るとミョーな力が湧いてくるなあ、とジョギングのたびに考えている。
(24/3/21)
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