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芥川賞と直木賞という“祝祭”

 ことし上半期の芥川賞と直木賞の選考会がきょう行われる。

 ある新聞社の文芸担当部署はネット上で「予想座談会」を開催してこれまでの的中率を誇っている。競馬じゃあるまいし。お祭り騒ぎもすっかり定番化である。

 読書を趣味とするモノとしてもこれに乗らないテはない。近年は、これまで“食わず嫌い”だった純文学の芥川賞だっておそるおそる手を出してみると決して面白くないわけではないことを知った。

 芥川賞と直木賞、今期の候補作もそれぞれ5作品。直木賞は長編が多いこと、候補作が発表になった段階ですでに図書館の予約待ちリストが長いことが多いこともあり、選考会までにすべてを読破することは難しい。

 これに対して芥川賞は単行本もそれほど厳しい“争奪戦”にはならないし、掲載された文芸誌は借りるのが簡単で、楽しい。

 私はそれぞれ2作品ずつ既読、さらに順番待ちもしていて、受賞作対応もバッチリだ。

 ワクワクしながら選考結果を待つ。
(23/7/19)

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