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お互いの未来が気になる。『タニモクin長野』イベント後記#2

こんにちは!おからと申します。
対話型ワークショップ、「タニモク in 長野」。温かな雰囲気とわくわくした雰囲気に包まれた場だったなあと感じています。
こちらの場を一緒に練ってきた仲間である、るかちゃんからバトンを受け継いで、ここからは私、おからが、イベント当日の様子をお伝えします!

1)現状を絵で表現する

タニモクでは、まずはじめに、参加者一人一人が、今の自分の現状について、5分ほど絵にする時間をつくっています。自分の今の気持ちや取り組んでいることなど、事実ベースでも感情ベースでも、それぞれ思いのままに、一枚の紙にペンで描いていきます。

一枚の紙とペンで、同じワークをしている中で、それぞれ異なる場所でそれぞれに思いを巡らせていることがあると思うと不思議な心地がしていました。すぐに描き始める方もいれば、しばらく考えて描く方もいたようで、その後のグループのシェアで聞ける解説が楽しみでなりませんでした。


2)他の人と関わる

5分の個人ワークのお次は、いよいよグループワーク。他人に目標を立ててもらう、「他の人」と関わる時間が始まります。3人1組でブレイクアウトルーム(zoom内の機能です。)で、それぞれに描いた絵を解説を加えながらシェアをして、質問をし合いながら、相手の目標を考えてみる時間を3人分繰り返します。

まずは1人目の時間。私がご一緒したグループでは、1人目は、なんと以前にも別のイベントでタニモクに参加したしたことがある方でした!
タニモクに慣れている雰囲気が、なんとも安心感抜群で、その方が様々な方向で活動されていることが、絵の中の吹き出しの数で見てとれ、考え事をする空間も吹き出しにして絵にしていたことが印象的でした。

それぞれに挨拶をして少しお互いの緊張がほぐれていくことを感じ取りながら、1人目の絵の解説と周りのメンバーが本人に質問をする時間が終了。


3)他の人に目標を立ててもらう

1人目の絵の共有と質問タイムが終了し、全員メインルームに戻ってきました。ここからは、実際にグループメンバーに、1人目の人が目標を立ててもらう時間。5分間、それぞれのグループの1人目になりきって、やってみたいこと、行動してみたいことを、他のメンバーが考えてワークシート に書いていきます。1人目を担当した方も交えながら、タニモク設計メンバーで、それぞれのグループでの感想をラジオのように共有しながら、和やかにすぎた5分のワーク時間でした。


4)他の人が立てた自分の目標を聞いてみる

さて、いよいよ、他の人に立ててもらった目標を共有する時間です。再度ブレイクアウトルームに分かれ、1人目の方になりきって、グループメンバーが、目標を話していきます。私がご一緒したグループでは、モヤモヤした気持ちを1人で考える空間が絵に表れていたことから、モヤモヤを誰かに共有する場をつくってみたい、という目標が出てきました。言葉だけでなく、絵から受け取る思いも含めて、グループ仲間の目標を考えている状況を感じた瞬間でした。

その後、途中休憩を挟みながら、2人目、3人目、なりきる人が交代していきながら、お互いがお互いの思いを共有し合い、目標を立ててみる時間が緩やかに続いていきました。

グループ内では、質問をし合い、気づきとともに、立てた目標を共有し合うことで、「ああ、確かに!」「そうか〜」と気づきがありメモをしている様子がそれぞれにみられました。自分が気づいていない自分を見つけてもらっているような雰囲気のある場でした。


5)自分自身の未来と向き合ってみる

3人全員の目標を立て終わり、メインルームでは、最後のワークが始まります、最後は、自分の目標を、自分自身でたてるワーク。他の人になりきって自分を旅させてみて、戻ってきた自分からは何を感じるのか。それぞれの見出す目標に好奇心が止まりませんでした。
ワークシートの画面を共有して(画面共有は、zoomの機能の一つです。)それぞれが立てた自分の目標を共有し合いました。書かれていた目標からは、具体的に行動に移しやすい目標が多い印象を受けました。

住む地域や興味関心、学年がそれぞれに異なる方々が集って、お互いの思いに向き合った時間だったからこそ、自分では思いつかない視点から、具体的な行動目標が出やすかったように思いました。


◉お互いの未来が気になる時間。

今回タニモクを開催してみて、再度タニモクを開催して、また新しい形でタニモクの続きを共に歩んでみたい、という気持ちと、つながった仲間で何かし続けていたい、という思いに自分自身が駆り立てられた時間でした。

温かく、少し鋭い、味のある、大切な時間になりました。

今回のイベントに居てくださったみなさんにとって、何かのきっかけとなる瞬間があれば、嬉しいなあと思います。
今回参加していただいていない方も、ぜひ今後一緒にタニモクをご一緒できたら、素敵な瞬間が生まれそうな予感がしています。


今回はここまで。

次回の投稿では、タニモクをやってみての感想や、そもそもの私たちの思いの部分についてをお届けします。
るかちゃんからもらったバトンを、タニモク運営メンバーの大事な仲間、イデチャンに渡そうと思います!
次回もぜひぜひ読みにいらしてください!
おからでした〜!


執筆byおから

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