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別れた恋人を忘れられない婚活女子に伝えた、3つの大事な話

こんにちは。

最近、肌がしっとりして調子が良くなったなぁと思ったら、単に湿気でジメジメした気候のせいで肌が一時的に潤っていただけだったHALOです。


過去に付き合った彼・彼女が忘れられず、前に踏み出すことができずにいる。そんな方、いませんか?きっと、とてもステキな恋をされていたのだと思います。その分、心に負った傷も癒えるのに時間がかかるはずです。

ただ、覚えておいてください。過去の恋人は『縁のなかった人』だったということを。そして、本当に縁のある人は『これからやってくる』のです。どんなステキな恋人だったとしても、縁がなかった以上あなたは『彼・彼女を幸せにすることができない人』であり、彼・彼女もまた『貴方を幸せにすることができない人』ということなのです。そして、もう一つ。なかなか前に踏み出すことができないくらいステキな彼・彼女に愛された貴方は、とても魅力的で素晴らしい人だということ。このことを、決して忘れないでください。魅力的な貴方には、必ずステキな出会いが用意されています。だから胸を張って、前に一歩踏み出してください。


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【結婚の約束をした彼との別れ】

実際、私が出会った婚活女性の話をご紹介します。

定期的に会う婚活女子の中に、私と同い年の女性がいました。彼女は真面目でしっかり者。そんなに派手ではなく、あまり目立たないタイプだけど、頭も良くて、仕事もバリバリこなす優等生タイプの女性でした。

いつも皆で集まっても、あまり自分のことは語らず、ちょっと離れたところから皆の婚活の様子を聞いているような感じだった彼女が、あるとき私にこんな話をしてくれました。

彼女には、長く付き合った彼氏がいました。「将来は結婚しよう」そんな約束もしあった仲だったそうです。彼のことが大好きだった彼女は、当然、彼と結婚するつもりでいました。しかし。そんな彼から、こんなことを言われたそうです。

「君とは結婚できない。」

結婚できない理由は、彼の「結婚の条件」にありました。彼には病気がちのお母さまがいました。彼にはお母さまの面倒を見るという、大きな勤めがあったため、結婚相手には「彼のお母さまとの同居」と「仕事を辞めて専業主婦になってもらう」という2つの条件がありました。

一方、彼女にも体が弱く、身の回りのお世話が必要なお母さまがいました。週末になると、彼女は実家に行って、買い物のために車を出したり、家の手伝いをしたりしていました。そんな忙しい日々の中、彼女はステップアップをはかるために一生懸命努力をし、数年前に念願の仕事に転職をしたばかりでした。ようやく手に入れた憧れの仕事。それを手放すという選択肢は、彼女にはありませんでした。

彼のお母さまとは同居できない。仕事も辞めたくない。彼女は泣く泣く彼との結婚をあきらめて、彼と別れる決断をします。

それから、数年後。彼との別れのダメージは思っていた以上に大きく、婚活はしていたものの、数年たっても次の恋に進めずにいた彼女。そんなときに、風のうわさで彼の近況を耳にします。「良い彼女が見つかって、その子と結婚したらしいよ。」別れてからも、ずっと心のどこかで彼のことを思っていた彼女。「同居できないんだから。仕事辞められないんだから。だから別れてよかったんだ。」そう自分に言い聞かせてきたそうです。けれど、ふとしたときに「やっぱり彼と結婚した方がよかったんじゃないか」「彼以上の人は、もう現れないんじゃないか」そんな思いが頭をよぎり、とてもツラく悲しい日々を過ごしていました。そんなときに耳にした、彼の結婚の話。彼女の胸に、襲い掛かる黒い感情。

「本当は、私が彼と結婚するはずだったのに!」「あんな条件さえなければ、今頃結婚して幸せになっていたはずなのに!」「こんなに苦しんでいる私を差し置いて、さっさと結婚するなんて…!」そんな思いが、どんどん彼女を追い詰めて、苦しめ続けていました。

嫌いで別れたわけじゃない。条件がどうしても合わなくて、好きなまま別れた。だからツライんだ、と彼女は話していました。

そんな彼女に、私は3つの大事な事を話しました。


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【①事実を受け入れること】

ツライ別れを経験したとき、なかなかその事実を受け入れられないものです。受け入れたつもりで、新しい出会いを求めるも、過去の恋人のことが頭にちらついてしまう。新しい人とデートをするも、前の恋人と比較してしまう。過去の恋愛の結果を受け入れられていない場合、こういったことが起こりやすいのです。

しかし、どんなに気持ちを募らせても、どんなに気持ちに整理がつかなくても「縁がなかった」という事実を変えることはできません。この彼女の場合、彼は彼女では「幸せにしてあげられない人」であり、また彼は「彼女を幸せにできない人」なのです。お互いに幸せにできないのであれば、一緒にいる意味はありません。結婚はお互いの人生を、より豊かなものにするための選択だからです。結婚前より、結婚後の方がより良い人生だと思えなければ、結婚することの意味も薄くなってしまいます。

もし、無理に相手の条件を受け入れたとしましょう。それで果たして幸せな生活が望めるでしょうか。無理して相手に合わせるということは、自分を偽ることになります。「本当はもっと働きたかった」「同居したくなかった」そうした思いはやがて大きな不満・ストレスになり2人の関係に悪影響を及ぼします。

どんなに好きでも、お互いに結婚に望むものや、将来の方向性が違っている相手と一緒に居続けるのは難しいことなのです。どんなに好きでも、お互いに進みたい道が違ったり、望むものが違いすぎるのであれば、結婚という選択をしない方がベターです。結婚は、共に同じ道を歩むことでもあるからです。

つらくても、苦しくても、まずはこの事実をきちんと受け入れましょう。


【②貴方はステキな人だということ】

大好きな人、結婚しようと誓い合った人と破局する。このことで、自分への自信をなくしてしまう人がいます。しかし、自信をなくす必要なんて1ミリもありません。

貴方がいまだかつてないくらい落ち込み、別れのショックからなかなか立ち直れない。それだけ苦しい思いをするということは、それだけステキな恋だったということ。その恋のお相手も、さぞかしステキな彼・彼女だったに違いありません。そんなステキなお相手に愛された貴方は、貴方が思っている以上に魅力的で、素晴らしい人。自信を失うどころか、もっと自信を持っていいくらいなのです。

私は、いつも「本命彼女」まではなれるけど「結婚したい女性」にまではなれない人間でした。一瞬「結婚したい」と思われても、すぐに降格されちゃうような女だったんです(泣)。そんな私からすると、自分が心底ステキだと思った相手に「結婚しよう!」とまで言われるなんて、とんでもなくうらやましく感じてしまうのです(笑)

今回の彼女も「結婚しよう」という言葉を言われています。このセリフは、なかなか出ないんです。そんな大事な言葉が出るくらい、この彼女もまたステキで魅力的な女性だということ。それを、この彼は証明してくれています。だから、自信を無くす必要なんてないのです。むしろ、そんなステキな人に愛されて、素敵な恋を経験した自分に自信を持ってほしいのです。

そんなステキな人に、いいお相手が用意されていないわけないんです。


【③いい思い出は、いい思い出のままにすること】

いつまでも過去の恋を引きずってしまうと、場合によっては過去のいい思い出まで悪い思い出に変えてしまうことがあります。今回の彼女のように、先に彼の結婚が決まると「私はまだこんなに苦しんでいるのに」とか「あなたがあんな条件出さなければ…!」とか。黒くて汚い感情が、彼とのいい思い出まですべて汚してしまうのです。

わざわざいい思い出を、自分の手で悪い思い出にする必要ってありますか?そんなことしたところで、何の意味もないのです。相手への思いが、今度は「恨み」や「妬み」に変化して、ますます相手への執着心が増していく一方なのです。

せっかく、そんなステキな人と出会って、恋をして、いい思い出をたっくさん作ってきたのに、自分の手で全部台無しにしてしまうなんて、とんでもなくもったいない!「恨み」や「妬み」の気持ちで心がいっぱいになっているときの自分の顔、1度鏡で見てみてください。とんでもなくブッサイクな顔してるから。そんな顔を彼・彼女が見たら、なんて思うでしょうね?きっと「別れてよかったのかも…」って思うに違いありません。

いい思い出は、そのままいい思い出として、胸のなかに大事にしまっておきましょう。その方が、自分のためです。いい思い出は、この先の自分の人生において、大きな味方になってくれます。ふと思い出したときに、心を癒してくれたり、励ましてくれたり、元気をくれたり。その経験は、お金では買えない宝物です。そんな思い出を、自らの手で汚したりしないでください。


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好きなのに、別れなくちゃいけない。これって、本当に辛いこと。次に行きたくても、気持ちの整理がつかずに中々前に進むことができなくなってしまうことが多いのが、今回ご紹介した彼女のようなケースです。

けど、いつまでも過去に囚われたままになってしまうと、今を生きることが出来なくなってしまいます。そうなると、いざ目の前に良い縁がやってきても、それにすら気付かずスルーしてしまうこともあります。今できることは、過去に囚われ、過去を生きることではなく、今に集中し、今を生きること。そのために考え方を変えていく必要があります。

大好きな相手と結ばれないのであれば、相手と出会わなければよかった。そう思う方もいるでしょう。けど、私はそうは思いません。その人と出会って、好きになった【あの人】がいたからこそ、わかったことがたくさんあったはずです。自分がパートナーに何を求め、どんなことに幸せを感じ、どんな家庭を持ちたいのか。そして、自分がどんな人間なのか。ツライ別れにばかり気を取られていると、大好きだった人が教えてくれたことにも気づけないままになってしまいます。大好きだった人から学んだ大事なことは、次に活かすことです。

すぐに前に進まなくてもいい。少し時間をかけてもいいから、少しづつ事実を受け入れでみましょう。けど、決して自信は失わないで。貴方はステキな人なのです。彼・彼女とのいい思い出をバネにして、一歩踏み出してみましょう。

今回お話した、この彼女。実はその後に、とっても良い縁があって、昨年末にご結婚されたんです。交際1年未満であっという間に結婚!涙を流しながら、ツライ経験を話してくれたあの日がウソのようです。いろいろあったけれど、今はとっても幸せそうで、本当に本当に良かったと思います。

縁のある人は、この先の未来にいるんです。過去にはいません。だから、大丈夫。一歩前に踏み出してみましょう。この彼女のようにツライ別れも、いつかいい思い出になる日が来ます。

貴方なら出会えますよ。だって貴方はステキな人ですから。



☆☆☆ポイント☆☆☆

・別れた相手とは「縁がなかった」ということ。少し時間がかかっても、この事実を受け入れる。

・大好きな人との別れで、自信をなくさないこと。

・とてもステキな人に愛された貴方もまた、とてもステキな人だということを忘れない。

・いい思い出を、悪い思い出に変えるようなことはしない。

・縁のある人は、この先の未来にいる。


写真提供者:geralt--9301


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