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推しへ贈るアクリルキーホルダーを作った話

オリジナルのアクリルミニホテルキーを作りました。

前からこの形(レトロなホテルのルームキーのような形)のアクキーかわいいなあ、推しの所属しているユニットのメンバーそれぞれの分で作りたいなぁと思っていまして。
しかしコロナで差し入れが出来ない状況が続いていたため、次回公演以降の差し入れがOKになった時に合わせて作ろうと考えていたのです。
ところが2ヶ月ほど前、そのユニットから推しが旅立つ(卒業する)との発表があり、推しが居なくなった後もユニット自体は活動を続けますが、推しが居る状態としては8月下旬の公演をもって終わりという事になったため、もう今作るしかない…!と急遽作成する事にしました。
ちなみに最初は普通にイラストを描いたアクキーをとも考えたのですが、推しを含めたユニットのメンバー全員が40代前後の男性なので、あまり可愛さ全開のものはどうかな…と思い、形的にもシンプルなミニホテルキーにしました。

アクキー自体の色は、ユニットのyoutubeチャンネルに上がっている動画での名前のテロップの色を参考に、赤・青・緑・黄の4色。
ユニット名に『マグロ』を掲げているため、先頭にはマグロのイラストとユニット名を、その後にはそれぞれの名前とその人を表すイラストを入れました。
文字やイラストは印刷ではなくレーザー彫刻です。
印刷の方が色が濃く出るのではっきり見えるのですが、印刷(インク)だと擦れて見えづらくなってしまったり消えてしまう可能性があるので、その心配が無いレーザー彫刻にしました。
しっかり刻印されていてとても良い仕上がりです。

ユニット名は最初明朝体にしようと思ったのですが、線が細すぎるものは刻印出来ない(できても薄くなってしまう)ため、全ての線が一定以上の太さで統一されている方が見えやすいなと思ったのでゴシック体にする事にして、モダンっぽく流れるような雰囲気の筑紫アンティークLゴシックに。
イラスト自体も全て見えやすく分かりやすくとシンプルなものにして、全体的にどれもアイコンっぽい感じにしたので、名前のフォントは丸ゴシックがいちばん合うかなと思い、オールドスタイルの雰囲気もある筑紫B丸ゴシックに。
ユニット名はそのままベタ打ち、名前の部分に関しては赤・青のものはベタ打ちですが、緑・黄はベタ打ちだと後ろのイラストが入らなくなるため水平比率を調整して少し長体にしています。

製作は株式会社トリニティさんにお願いしました。
他にもホテルキーを作れるところはあるのですが、1個から作成可能・レーザー彫刻ができる・アクキー本体の色に赤青緑黄の4色がある、の3点の条件を満たすところがここだったので。
あとホテルキー本体の角の処理がされていて、手触りが滑らかになっているところもいいなと思ったのでここを選びました。



それから、これはラッピング用の台紙にするために作ったポストカードと、ラッピングをしたところ。

左が台紙用ポスカ、右がラッピングした状態。

ポスカは特殊紙を使ってきれいに仕上げたかったので印刷所に入稿しました。
紙の種類はマーメイド。ざらっとした質感で波っぽい感じを出したかったのでマーメイドにしましたが、思っていた通りの仕上がりで満足です。
こちらは紙の雰囲気に合わせて全体的にラフっぽいフォントをと思ったので、クラフト明朝と851マカポップを使用しています。



旅立つ推しへ、ユニット名である『国産本マグロ』と入ったものを贈りたくて、そして『国産本マグロに推しが居た、4人で居た』というのを自分の手元にも残しておきたくて、今回のポスカとアクキーを作りました。
(推しの分のホテルキーは私の分と合わせて2個作りましたが、他3種類は各1個ずつの作製です)

ユニットとして4人の名前を並べられるのは、これが最後になるので。
今までたくさんありがとう、の気持ちをたくさん込めて作りました。

作ったアクキーは先日の公演でメンバーそれぞれにお渡しできたので良かったです。
皆さんの前途が明るいものでありますように。

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