8月 終

大学1年生、サークルに入ったり友達を作ったり、人間が踏むべきステップを全て飛ばして自己保身に走った春の所為で、なんの予定もなくなってしまった。実際にはあったのかもしれないが、向き合うのだって心労だし、人といると自分の醜さが露呈してしまって嫌になってしまう。そんなんなら最初からない方がマシ。全部思い込みなんだけどね。

8月はほぼSNS遮断をしていたのだが知らぬ間にニョッキが流行っていて驚いた。食べ物の流行り廃りは本当に一瞬だ。SNS遮断、かなり簡単に心が楽になるし皆におすすめしたい。だが、私みたいに本当に友達がいないと簡単に出来ないらしい。アァ、これは誰のツイートでこれは私のフォローしていない○○の裏垢で、なーんていちいち考えている時間はかなりもったいない。あと人に返信をしなくていいのはやはり私からストレスの塊を削ぎ落としてくれる。

ただ私には人と対面でだべりたい欲が常にある。だけれど現状、私の知り合いに私とそれをしてくれる人はいなくて(これは私に人間的な魅力が無い故かもしれないが)、ただ人の近況やら今の考えやらもっとしょうもないことをダラダラ聴きたいだけなのに!と地団駄を踏んでいる。ネット上でのチャットはだるいけど、人と話せば饒舌、そんなの自分で書いててもダルすぎる。折り合い折り合い……

9月最初は学祭があって。向井秀徳の天国の弾き語りを聴きながら、委員だから泣いちゃダメかなって自制してたけれど客だったらボロボロ崩れていたかもしれない。その夜に、青葉市子と向井秀徳のサーカスナイトを聴いていたら何故かとてつもなくデカい絶望に襲われてしまった。これはなんというか、私が社会に含まれていない絶望かな。天国に出てくる「人」にも「あなた」にも、私は絶対になれないから。

その日の夜に久々の朝井リョウ加藤千恵ann0をつけていて、まーたボロボロ泣いた。私が今求めてるラジオって(ねもじか然り)普段相棒として活動している訳では無いけれど同じフィールドで活躍している2人の喋りだなあ。ラジオは「あなた」になれない人が集まって聴く場所なのかも。

学祭、超楽しかったのだが、自分の容姿に対するネガティヴさがまた1段階増長してしまって少し悔しい。髪染めたーい。自分の顔はコンプレックスなので大概の写真は消しているのだが、高校の時のド派手髪自分の写真だけは自分の顔を「許せる」から残してある。そういや学祭で見た人間は顔が整っている人ばかりで気後れしたね、私は未だにマスクが外せない。

まああんまりネガを吐き出しても意味がない。ポジティブな話をしようか。9月はもうちょっと、お勉強をする月にしたいかも。

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