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「徳川家康と歴代将軍〜国宝•久能山東照宮の名宝〜」に行ってきました

福岡市博物館へ行ってきました😊
「徳川家康と歴代将軍 
 〜国宝•久能山東照宮の名宝〜」


家康から慶喜まで15人それぞれの甲冑や刀をはじめ、家康の愛用品などとても見応えがありました✨

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見るのは大好きだけど知識が乏しくて、展示説明文が全く意味が分からない…
途中スマホで「甲冑 部位名」など検索して調べながら鑑賞しました。


中でも9代将軍家重の甲冑にこんな内容の説明がついていて
『代を重ねる毎に、甲冑も戦闘で使うことはなくなり、主に飾り物•観賞用になっていった。その結果、パーツを取り付ける向きが後ろ前になってしまっているから、正しい知識を持たずに製作していたことが窺える』

「肩上につける障子板が後ろ前に〜」と書いてあるけど、それらしきものが分からない🥲
漢字からしたら肩の辺りだろうけど障子っぽいものないよ??

肩上=わだかみ。背面の押付板と胴前面の胸板をつなぐもの。
障子板=肩上に垂直に付けた板。

と調べたけど、パッと見てもそれが後ろ前になってるかどうかがわからない…
8代将軍吉宗の大鎧とよくよく見比べると、障子板のカーブの張り出し方が前後逆だったので「これか🤩」とスッキリ✨笑

説明分からなくても、単純に形も色もみんな違っていて美しいし、ただ眺めているだけでも楽しいんですけどね。

家光の甲冑には、弾丸の跡が残っていて、ひとつはおでこの真ん中あたり。これ貫通してたら即死よね…🥶

こういう偉い人は戦場に行っても奥の方で指揮を取るだけの様なイメージだったけど、実際これを来て戦場に立って命を賭けて戦っていたのだと生々しくイメージできました。

その後の刀の展示でも、
丁子?金筋?砂流し??
わーかーらーん😂
調べつつ見たけどいまいちピンとこないまま、刀身鑑賞にはかなりの勉強が必要だとわかりました。

さらにその中で… 家康愛用 三池光世作
「ソハヤノツルキ ウツスナリ」
三池って、我が地元大牟田のこと。

大牟田の紹介資料で刀鍛冶を見かけるんだけど、実際どこで作ってるのか全然知らなくて子どもの頃から謎だったのです。
でも今回、家康の愛刀を作っていたと知り、郷土の歴史含めて調べてみたくなりました。


その次の「拵」(こしらえ=鞘や柄などを含めた刀装具の総称)は、まだ分かりやすかったです。
紐好きなので、帯執(おびとり)•太刀緒を見るがまず幸せ♡
金具部分も直径5mmくらいのパーツにも葵の御紋が入っていて、細やかな仕事に感心しきり。

他にも家康が使っていた薬の調合道具や、漢方薬の処方を書いた本も興味深かったです。長生きの秘訣はやはりこれ?

歴代将軍が描いた絵や書の多数あって、狩野派の絵師に師事してたとか、直筆の物を家臣に与えて褒美としていたとか、全く知らなかったのですごく勉強になりました。


そんなこんなで3時間!
お友達とあーだこーだ言いながらゆっくりじっくり鑑賞して幸せ🥰💕
それにしても知らないことだらけだなぁ… 知的好奇心が刺激されまくった展示でございました💮

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