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リガ(ラトビア)の思い出〜素朴で美しいバルト三国の国〜

バルト三国の一つであるリガも強い印象を残した国だった。

アールヌーボーの建築群

旧市街も魅力的だがリガの真の魅力は映画監督エイゼンシュテインの父親も設計したと言うアールヌーボーの美麗な建築群だ。ミュシャやクリムトの世界観が好きならそれをそのまま建物にしたような外観がきっと気にいると思う。

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当時の内部装飾を保存してそのまま展示しているミュージアムもあるのでぜひ訪れてほしい。

駅前の市場

リガ駅の前には、ドイツ統治自体に建てられたと言う市場が残っている。巨大な生鮮食品市場の周りを雑貨を取り扱う商店が取り囲んでいる形だ。靴下やマフラー、帽子が所狭しとかけてある風景は何故か懐かしさを感じる風景だった。

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リガに帰りたい

リガからタリンクシリヤラインを利用して、スェーデンのストックホルムに行った際に、帰りの船のチケット売り場にスカーフを巻いたおばあちゃんが立ち往生していた。どうやら英語が喋れず窓口のスタッフとうまくコミュニケーションが出来ないらしい。「リガ、リガ…」と言っていたのでおそらくリガに帰りたかったのだと思う

なんだかやるせなくなってしまい、並んでいた男性と私とで助けようとしたが彼女の話している言語が全くわからず(ロシア語かなと言う印象を受けた)役に立たないままなんとか30分ほどかけて乗船券が発行された。

私の行き先はエストニア(タリン)だったが、またリガに帰りたいと思った。


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