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自由姿勢のころ

自由姿勢は立射はまだ早いな〜っていう年頃の小学生の種目、スポンジの付いた委託台を使います


カメラの三脚は高さ調整がハンドルでできて楽


射撃場にある委託台は貸し出し不可だったので、自宅練習のために自作しました
カメラの三脚のマウントパーツを外してジョイントパーツをアレコレつけてアクリル板を通して作成
高さの微調整いらなくなってからは汎用三脚+チーズプレートでバージョン違いを作成しました
チーズプレートとスポンジだけ付け替えなので、色々試せて良かったです
奥のマンフロットのは引き金や姿勢のチェックで今も使います、接続箇所が多くて面倒なんですが赤いから贔屓です

ルーティンを考える

力がなくてもそれなりに点数が出るので、この時ハハは姿勢とルーティーンについて考えてた頃
協会からもらった射撃の冊子とかライフルの教本や海外サイトから必要そうな項目をピックアップして並べて選んで…
しかし難しい言葉のオンパレード、噛み砕いて教えようにも自分自身の理解が追いつかない、なかなかに難儀な作業でした
読む>書く>読ませる>実践

普段使わない単語がたくさんなので、書き直す

2段階呼吸の時もあったし、挙銃のかたちが銃を上から振り下ろす時もあった
「取り入れたいけどリズムが崩れるな」とか「この項目は今は必要無さそう」とか「2シリくらいまでは良さそうだったけどな」とかトライ&エラーの繰り返し


付箋は大事な事メモだったり今日の目標だったり


撃つ前に確認するようにデスクライトのアームを工作して目の前に張り出して吊るして練習
自宅の練習の時は後ろについて40発分読み上げ
最終的には無心で出来れば良いと思ってますが、自動化になるまではまだまだ…今もたまにフォロースルー忘れてますしね

自由姿勢の姿勢


台にポコっと載せるだけなので、肩の関節や首の回し関係なくインラインスタンスの人が多いかと…
コーチには「自由姿勢の時から立射を見据えた姿勢で」と言われたので、委託なしでたまに姿勢を見たほうが良さそうです

姿勢を確認するための見取りシートと写真

目を瞑って構えると銃口が右に行く、鳩胸なのか肩甲骨寄せるからなのか…逆オープンみたいな姿勢
こ嬢サンはそんな捻れや反りを少しずつ直して1年くらいでなんとなくインラインスタンス?な感じになりました
(しかしこの姿勢のねじれは根強くて…現在も問題としてのこっています)

写真は後ろ3方向に加え上からも
「コンパネで挟んでやりたい!」と毎回思う

ベルトで左手を固定するように決めたのもこの頃から

自由姿勢の委託位置の変更


2019年度から委託部分がグリップ下部から腕になって、切り替わった時は点数も下がって落ち込んでました

手首と膝の真ん中くらいに置きます

これは立射に移行するための手首の強化のためなのかな?
バランス取るだけでよかったのが900g弱が手首にかかってくるから340から320にダウン、4月の月例で同期のCチャンと泣いてた記憶がある


BPの重さで身体がバランスを取ろうとして捻れる

点数は絶対ついてくるからまずは正しい姿勢を!とルーティンや姿勢のチェックの日々、こ嬢サンはちょっとつらかったと思う
ワタシも「これで合ってるんだろうか?」っていう疑心暗鬼だったし

2019全日本小中学生大会in和光市
緊張のため体育館で直前までジョグとランジ…やめて!

全日本小中学生大会は340だったけど、それでも秋くらいから安定して350、1月には公式大会で363クリア、自己ベストは367に上がったので遠回りして良かったということにしておきます

自由姿勢をしておくと立射にスムーズに移行できるか?と言えばそうではないような気がするのだけど、点数云々よりは立射を見据えて銃の重さに慣れルーティンや姿勢を考える時期にすると良いのかな〜と思います
まぁ子どもなんで点数が出ないとモチベーションがね…って事も多いのでさじ加減が難しいところですね


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