音楽史1『音楽と言語の起源』
1. 音楽とは
音楽とは簡単に言うと聴覚、音による芸術で、言語による芸術である文学、視覚による芸術である美術、そして、総合的な芸術である舞台や映像作品などと組み合わされて発展してきた凡ゆる地域の人間に広く見られる文化であり、新石器時代に文字による記録が始まるより遥か以前から存在していたと思われている。
近代楽器学の父と呼ばれ楽器の分類を確立した事で知られるクルト・ザックスは音楽の研究の結果、音楽の始まりについて、抑揚をつけて何かを唱えた事など言語起源と絶叫や笑いなど感