自分を追いこんでしまいがちな人への処方箋
突然ですが、フリーランスになって3ヶ月目、じんましんが止まらなくなっています。この症状が起こったのは人生で2度目、原因はおそらくストレス。最初になったのはアメリカに渡りたてのとき、ボロボロになりながら院生1学期目を終え、結婚当確だと思っていた人と限界を感じたときでした。共通して言えるのは、頭ではわかっていて、どれだけ言い聞かせていても本当に根っこのところでは「どうして普通に(就職したり結婚したり社会に適応したり)できないの」と思って自分を追いこんでいることかもしれません。心も体も弱っていると、ポジティブもストイックも前進もクソもありません。それでも仕事はやってきます。こういうとき、これ以上傷つかずにどうやって低空飛行で留まるか、そして回復するかについて模索します(また答えはでません)
普通にできなくても大丈夫、必要最低限だけやる
「普通にしなきゃダメ」と思うと余計に自分を追いこんでしまいます。普通にできない自分を好きになる、というのが難しくてもこのまま追いこみ続けたら再起不能になってしまう、だから今は回復がいちばん大切だ、普通でいることが自分を追いこんでいるなら、いったん辞めて回復しようという考え方にならなれるかもしれません。必要最低限のことしかやらないと決め、普通でいられないことに対する思考をシャットダウンするのが有効です。
強制終了、人の助けを借りるときとシャットダウンするとき
出勤する場所がない、働く時間も日数も自分次第というフリーランス環境は、一見自由で、下手したらラクな風に見えるかもしれませんが、だからこそ自分を律しないと立ち行かなくなることの方が私は怖かったです。だからラクをしないように、暇さえあればやることを探して常に自分を追いこんでいました。私には3年以上フリーランスをし続けているルームメイトがいます。自分のことをよくわかっている先輩にリアルな話ができて「ちょっと息を抜いた方がいい」と言われるのは大きな救いになりました。時にはSNSを中断するのも良いかもしれません。追いこまれているときに結果を出している人を見て焦ってしまってはいけません。
必ず結果がついてくると信じること
隙あらば地獄の果てまで戦ってしまうタイプの人は、自分がめちゃくちゃ頑張っていることを自覚するべきです。その上で「こんなに頑張っているのに、まだ足りない」ではなく「こんなに頑張っているんだから、必ず結果はついてくる」と信じることのマインドシフトが精神衛生のためには不可欠です。足りない方に目を向けてしまうと、いくらやっても足りなくなります。その結果休めなくなるのは本末転倒です。休まないといけないときは、強制的にでも「自分は大丈夫」と思わないといけません。この考え方こそが自分を救います。
安心して休んでいいと思うこと
まとめると、ストイックタイプで心が弱っているときは、安心して休んでいいと思えるために手段を尽くす必要があります。安心して休まなければ、休まらないのです。布団に入っても寝付けないし、体調も元に戻りません。最速の回復のためだと思って「安心して休んでいい」と信じてください。強制終了して回復した後は、きっとひとつの壁を超えていると思います。
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