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パートナーと上手に価値観を共有する具体的な方法

ども、其田(@haletoke : 取材された記事はこちら)です。高校3年生から10年つきあって事実婚、入籍をした其田ですが、きょうはパートナー(妻・夫・彼女・彼氏)と価値観を共有する具体的な方法を10年分ギュギュっと詰めて具体的に解説していきます。

・言葉の使い方
・時間の使い方
・ふるまい方
・お金の使い方
・家族のあり方
・性のあり方

などでパートナーがなにを感じているかわからない、自分とあわない、でもどうにかしたい、と感じている人の役に立てれば嬉しいです。

01 2者間での対話

もっとも基本的なのは自分と相手の2者間での対話。でも、ただ対話をしても意味がないんですよね。ポイントが5つあります。

① 定期的に対話の場を設ける
(月一で家族会議がおすすめ)
② ログを紙やノートに書く
(言った言わないの防止)
③ 見えるところに張り付ける
(毎日なんとなく見ることで潜在意識に刷り込む)
④ 感情的になりそうな場合は落ち着くまで一人になる
(感情的な対話はかえって関係を悪化させる)
⑤ 爆発するまえに言う
(感じたときにすぐに言う、ためこまない)

順番に見ていきましょう

① 定期的に対話の場を設ける
(月一で家族会議がおすすめ)

なにかおこってからじゃ対話をするのは遅いんですよね。「定期的に言いたいことを言う場」を設けておくと「なんとなく普段気になるんだけど言っていないこと」や「普段気にしていなかったけど相手が感じていること」にも触れることができます。月1で家族会議おすすめです。

② ログを紙やノートに書く
(言った言わないの防止)

対話をしても結局忘れちゃうんですよね。言った言わないでもめることもしばしばあります。それを回避するためには内容を紙やノートに書いておきましょう。同じ過ちを繰り返したらその部分を一緒に反芻して都度振り返るようにするとちょっとずつ言動や価値観が似通ってきます。紙に書いて目に見える形で保存しておくのが大切です。

③ 見えるところに張り付ける
(毎日なんとなく見ることで潜在意識に刷り込む)

可能であれば特に変えてもらいたい部分はよく見る壁に貼り付けておくといいでしょう。もちろん嫌がる人もいると思いますが、忘れて同じことをしてしまう場合などは致し方ありません。目に見えるところ(トイレとか玄関とか)にはっておいて何回も目に入ると徐々に潜在意識にすりこまれるので、自分が声を荒げて言わなくても言動が変わるようになります。

④ 感情的になりそうな場合は落ち着くまで一人になる
(感情的な対話はかえって関係を悪化させる)

感情的になってしまった場合は距離をおいて一人になりましょう。声を荒げて心が高ぶってしまうと相手を傷つけるモードに入ってしまうので、対話ではなくケンカになってしまいます。ケンカをしてもなにも生まれず相手の心を気づつけるばかりなので少し頭を冷やしにコンビニにでもいきましょう。

⑤ 爆発するまえに伝える
(感じたときにすぐに言う、ためこまない)

優しい人ほど自分で抱えこんでしまいがちなのですがこれは本当の意味で相手のためにも自分のためにもならないので都度伝えるようにしましょう。伝え方は優しく「〇〇してくれると嬉しい」「〇〇してくれると助かる」みたいな伝え方がいいですね。「なんで〇〇してくれないの?」「また〇〇してる!」みたいな伝え方は相手も嫌な気持ちになるのでやめましょう。

02 第3者の介入

2つ目は第3者の介入です。わかりやすいので言えば

・カウンセリングをうける
・コーチングをうける
・相談所にいく

あたりですね。お酒やギャンブルやたばこなどで依存症になっている場合はカウンセリングや病院に一緒に行きましょう(病気なので)。もうすこし違う軽めの課題の場合(言動やお金や性など)の場合は別の方法で第3者に介入してもらいます。具体的に言うと

・ネット記事をすすめる
・本をすすめる
・動画をすすめる
・映画をすすめる

あたりがおすすめです。僕らの場合もお互いの課題に対する解決策になるものを日常送り合っています。相手から言われても説得力が薄いのですが、第3者がいっていると「うーん、〇〇さんも言っているから、そうなのかぁ」と納得感が芽生えてくるわけです。これは社内外の営業やマーケティングなどにも応用ができます。

03 ポジティブな妥協とあきらめ

すべての価値観をあわせるのは難しいので、ポジティブに妥協とあきらめを組み込みながら共に生きていけるようになるとだいぶ心が軽くなります。人の性格や行動様式はなかなか変わらない(特に30歳を超えると価値観がかたまりはじめるの)ので期待せずにコツコツ01と02を続けるくらいのスタンスがおすすめです。

世の中の声としては「妥協するな!」「あきらめるな!」みたいな声が正義とされていますが、意識高い系の声はスルーしましょう。妥協やあきらめは必要です、人間だもの。ただポジティブに割り切るところと、少しずつでも直してほしいので声をかけ続けるところは分類しておくのがおすすめです(其田の場合は片づけが苦手なのでひたすら声をかけてもらって片づけをちょびちょびしています、ありがたや)。

価値観の完全一致は難しい、大切なのは歩み寄ること

価値観はそれまでに積み重なってきた経験や知識の集合体なのでちょっとやそっとでは変わらないということは念頭に入れておきましょう。価値観は完全に一致しないです。大切なのはお互いがコツコツ地道にときに妥協しながら歩み寄ること。2人で対話をしながら第3者(本や動画や記事など含む)にも入ってもらいつつパートナーとつかずはなれず歩んでいきましょう。

関連記事です。

普段夫婦やパートナーと価値観の話をする機械ってあんまりない人のほうが多いのではないかと思うのですが、そういうときはそれぞれがブログやSNSで発信するのを習慣にしておくといいよ、というお話を書きました。

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それではきょうはこのへんで。役に立ったと思ったら下のボタンからいいねやTwitterのシェアをお願いします。ご質問があればTwitterのDM質問箱からお気軽にご連絡ください。

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