大増税の未来予測と凡人が生き残るための3つのルート
其田です(プロフィールはこちら)。きょうはコロナ後の増税記事を見つけたので「大増税時代の予測」と「生き抜く方法」について解説していきます。
01 消費税15%時代の可能性
ここ1年で政府が配ったお金はチョットぐぐるだけでもたくさんでてくるんですよね。例えば
・持続化給付金
・持続化補助金
・雇用調整助成金
・家賃支援給付金
・緊急事態宣言一時支援金
・GO TO TRAVEL
・GO TO EAT
・全員に10万円
etc
などなど。ここで10年前の東日本大震災のときの事例を振り返ると、こんな感じ。
10年前の3月11日。金曜日の午後に起きた東日本大震災。直後の土日に財務省2階の事務次官室に集まった幹部らは、その場で内々に増税方針を固めた。(中略)復興資金はその後特別会計で区分され、復興債の償還財源は2013年1月から25年間、所得税を2.1%上乗せする形で今も調達されている。日経新聞2021年2月12日
東日本大震災の復興資金が10年間のトータルで「32兆円」くらい。で、それらは「所得税2.1%増」と「消費税8%(2014年4月〜)」など増税して回収しているわけですね。復興庁の資料を見てみるとこんな内訳だそうな。
そして、コロナ対策でここまで使ったお金は「76兆円」だそうな。ここで勘のよい人は気づくわけですね。
「コロナ対策で76兆円(1年間)」ということは、すでに「東日本大震災の32兆円(10年間のトータル)の約2.4倍」使ってるぞ?と。つまり、単純に少なくとも2倍増税(所得税4%増加・消費税6%増加)される可能性があるのでは?
はい、おそらくその勘は正解です。Yahooニュースのこちらの記事をどうぞ。
コロナ対策に使った国費は76兆円。財源を消費税でまかなうとしても、税率1%で2兆8000億円の税収があるので、25年で回収できる。しかし、財務省がそれで満足できるはずがない。税率を5%上げて消費税を15%にすれば5~6年で回収できます。財政再建を理由に大きく上げるつもりなのでしょう。Yahooニュース 2021年2月12日
あれれ?ついこないだ(2019年10月)に消費税が10%になった気がするんだけど、はやくも15%に増税ですか?(;´Д`)まぁこれだけお金を配りまくったら、どこかで回収しないといけないですよね。
ということで、おそらく来年で以降は
・消費税15%へ
・その他の所得税・住民税・健康保険なども増税の可能性大
になりそうです。そして最も割を食うのは「働き盛りの20代〜50代の会社員」でしょうね。働くほど所得税でお金が取られますし、家や車や生活費で消費税ガシガシかかるわけですから。個人事業主や会社経営者であれば、経費や投資や控除などをうまく使うことができますが、会社員はほぼ不可能ですし(財形やiDecoくらい?)。
02 凡人はどう生きるか?
ということで、凡人はどうやって生きていくべきか?いくつかルートをご用意しました。
Aルート:我慢
Bルート:働き方を変える
Cルート:海外移住
あなたはどのルートを選択しますか?
Aルート:我慢
1つ目は我慢するルート。とにかく耐え忍んで目の前の仕事を頑張り続けるパターンです。保守的な性格な人であれば、ほぼこれを選ぶのではないかと。ある意味で自分で決断や開拓をする必要性がないので楽かもしれませんね。メリット・デメリットは以下の通り。
メリット:いろいろ考えなくて済む。
デメリット:いいように使われてしまう(お金をためづらい)。
ただ、仕事に不満をかかえながらずっと耐え忍んでいると、精神や身体に支障をきたす恐れがあるので要注意です。
Bルート:働き方を変える
2つ目は働き方を変えるルート。
・転職
・複業(副業)
・起業(会社経営)
あたりが有力候補でしょうね。其田は「複業」を選択していますが
・会社員のメリット(年休・固定給・家賃補助・厚生年金 etc)
・個人事業主のメリット(経費計上・売上拡大・同時並行にキャリア構築 etc)
の両方をうけることができるので個人的に気に入っています。性格的にもリスクヘッジしながら新しい分野を開拓するタイプなので、どれを選ぶかは性格によりけりかもですね。一方デメリットは
・体力的・精神的に負荷がかかる
・完全に遊ぶ時間がとりづらい
あたりかと(個人事業主なんかは仕事と遊びの境界がとけてしまう感じですが)。
Cルート:海外移住
できる若い人ほど海外に出て行ってしまいますね。日本の税制や働き方をみると「オーバー50くらいの人が現役引退してくれないと、世の中ガラッと変わらない」んですよ(経営者とか政治家とかオジサンばっかですし)。さらにPCがあれば仕事ができる時代なので、もはや日本にいる必要性ってないよなーと感じる人も多いのではないかと。
ということで3つご紹介しました。
Aルート:我慢
Bルート:働き方を変える
Cルート:海外移住
あなたはどのルートを選択しますか?
追記:ここだけの話
シルバーデモクラシー(=「シルバー民主主義」とは、少子高齢化が進む先進国などで、高齢者が有権者の多数派となり、政治への影響力が増すとされる現象)の日本では、若者はいきづらいんですよね。将来への不安はますばかりだし、かといって現状がよくなるわけでもないし・・・。
「じゃあどうすればいいか?」
というと、やるべきことはもう決まっているんですよ。それはつまり
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